2011年11月16日
トマトの赤とサフランの黄色が輝く、香り高いスペインのスープです。 ほんのりとろみもあるので、食べた後は体がぽっかぽか。 お米は残り物のごはんでOK。 残り物の冷ご飯が、サフランで美味しく豪華な味に変身しますよ♪ サフランといえば、パエリアやブイヤベースを思い浮かべますよね。 ともになんだかちょっと手間がかかりそうな豪華な料理。 だけど、ムール貝やエビなど豪華な具を除いていくと・・・ フツーのピラフとスープになるわけです。 いつものピラフとスープにサフランを加えれば、何となくそれらしいものが出来たりします。 それが加わるとぐっとごちそう感が増すんですよね〜。 このスペインのお米のスープもそうですが、パエリアはもちろん、イタリアのミラノ風リゾット、インドのサフランライスやビリヤニ、その他お米のスイーツの色付けにも良くつかわれます。 でもそれらは“ごちそう料理”や“お金持ちの料理”であることが多いです。 なぜならば、サフランは少量しか取れない貴重なものだから。 なんと言っても花のめしべなわけですから、私たちが買う1瓶にどれだけの花が必要だったかと思うと、その貴重さが分かりますよね。 昔は「王族の色」と呼ばれて、サフランの黄色は王族のみが使用出来る色とされていたこともあったそうです。 他のスパイスに比べて高価ではあるものの、今私たちが気軽に使えるようになったのは、とっても幸せなことだな〜、と思います。 だけど、高価だからと言ってしまいこんで色も香りも出なくなってしまった〜!というのではもったいない!! フツーのお料理の作り方で良いこと、魚介に合うこと、お米に合うこと、が分かったと思うので、棚の隅に追いやられていたら、ぜひぜひ今日から使ってみてください。 今日は王族料理なのよ〜♪なーんてね! そうそう。 ハーブティーのようにお茶にも出来ますよ。 サフランかるくひとつまみに、熱湯150mlを注いで充分色が出たら、黄金色のサフランティーが出来上がり! はちみつを加えると風味がよくなります。 芯から暖まりますよ〜。
そうです。
とにかくサフランの特徴はその美しい“黄金色”と、強くはないけど“華やかな香り”。
何となく魚介に合わせることが多いスパイスな感じがしますが、じつはそれよりもお米に合わせることが多い料理なんです。
お米のスープ、ソバ・デ・アロス
調理時間:15分
GABANサフラン<ホール> ひとつまみ
ぬるま湯 100ml
ピーマン 1個
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1かけ
豚バラ薄切り肉 50g
オリーブオイル 大さじ1
A塩 小さじ1/2
胡椒 小さじ1/8
トマト缶(カットタイプ) 1/2カップ
水 2カップ
ごはん お茶碗半分(約100g)
粉チーズ 大さじ1
作り方:
1、サフランは分量のぬるま湯にひたして5分程置き、色を出す。ピーマン、玉ねぎ、にんにくは粗みじんに切る。豚ばら肉は1cm幅に切る。
2、深めのフライパンにオリーブオイルを入れて中火で熱し、ピーマン、玉ねぎ、にんにく、豚ばら肉を加え、豚肉から充分油が出るまでいためる。さらにAを加えてさっと混ぜ合わせ、水を加える。
3、2が煮立ったらあくを取り除き、ごはんと1のサフランをお湯ごと加える。味がなじむまで5分ほど煮たら盛り付けて粉チーズをふる。
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