2013年3月18日
パセリというと、お料理の最後に彩として使うことが多い、なんとなーく添え物の印象ですが、フランス料理には欠かせないハーブのひとつ。
日本では料理の仕上げや薬味にネギを飾ることが多いですが、そんな感じでフランス料理だとパセリを使います。
ネギが仕上げだけでなく料理の味の決め手になるように、パセリも飾りだけでなく重要な風味づけ。
たとえば、ポトフなどのスープに欠かせない“ブーケガルニ”というスパイスの束には、必ずと言っていいほどパセリが入っているし、煮込み料理にもみじん切りにしたパセリがたっぷりと入ります。
(↑たっぷり入れることに結構驚かれることがあってびっくり。)
ブルゴーニュ地方の名物料理、エスカルゴにはこのパセリバターが必須。
エスカルゴにパセリバターをかぶせて焼くんですが、このパセリバターのことを「エスカルゴバター」と呼ぶくらい欠かせない調味料です。
バターがうっすら緑色になるくらいパセリとバターを混ぜ合わせるのですが、このバターがとっても美味しい♪
これできのこやジャガイモなどを炒めても美味しいんですよね〜。
これ、まあ、おわかりの通り、パセリはみじん切りにします。
うちにはフードプロセッサーなどというものはないので、作るとなるとひたすらパセリをみじん切るわけです。
そうなるとなかなか作ろうと思えなかったのですが、
そうです。
ドライパセリなら簡単ですよねー。
意気揚々とやってみたら、フレッシュとはまた味が異なるものの、これも香ばしさがあってとっても美味しい。
本来はたっぷりと入るにんにくを抜けば、色々なお料理の隠し味にできるな〜ということで、シンプルなパセリとレモンのバターに落ち着きました。
トーストにいつものバターではなくこれを使ったり、温野菜にからめたり。
フランス風オムレツの間にはさめば、切った時にとろ〜り半熟卵とパセリバターが♪
お酒のおつまみにするなら、薄切りにしたバゲットににんにくをこすり付けてこのバターを塗ってトースターで焼けばOK。
ただ単にバターに混ぜ混ぜしておくだけでいいので、ぜひぜひ作り置きしてみてください。
卵にも野菜にも相性抜群ですよ。
ちなみに、パンにはバターが最高!って思ってるのですが、なかなか柔らかくならないので塗りにくくてちょっと困るな〜と思ってたのですが、これならかちかちに固まらないのですぐにぬれます。
そこも私的ポイントが高かったりします^^
パセリバター
材料:100佞離灰灰奪1個分
バター(有塩) 100g
塩 小さじ1/4
こしょう 少々
パセリ 大さじ1
レモン汁 小さじ1/2
作り方:
1、バターは常温に戻すかレンジ(600w)で20秒ほど加熱して柔らかくし、ゴムべらで練る。
2、1に塩、こしょう、パセリを加えて混ぜ合わせ、レモン汁も加える。
3、ココットなどに詰めてラップをして冷蔵庫で冷やす。
パセリバター入りフランス風オムレツ
かきまぜたりせずに多めの油でふんわり焼いて2つ折りにするだけでOK。
洋食屋さんのオムレツのように舟形に整えなくてOKです。
折りたたむときに間にパセリバターを挟むと、食べるときに中からとろ〜り♪
材料:1人分 調理時間:5分
卵 2個
牛乳 大さじ1
塩 ほんの少し
こしょう 少々
サラダ油 小さじ2
パセリバター 10g
作り方:
1、卵を溶いて牛乳と塩、こしょうを加えてよく混ぜる。
2、フライパンにサラダ油を入れて強めの中火で熱し、充分温まったら1を加える。
3、かきまぜたりせずに焼き色がついてくるまで焼いたら真ん中にパセリバターをおいて二つ折りにして出来上がり!
*フライパンは24僂ベスト。26僂任盧遒譴泙后
野菜のパセリバター蒸し
材料:1人分 調理時間:5分
ブロッコリー 5房
にんじん 3
パセリバター 5g
作り方:
1、耐熱の小さな器(私は写真のココットを使用)にブロッコリーとにんじんを入れて上にパセリバターをのせる。
2、ラップをしてレンジ(600w)で2分、野菜が柔らかくなるまで加熱して出来上がり!
*野菜はトータルで100gになればOK。おうちにあるものでどうぞ。
他に、じゃがいも、かぼちゃ、アスパラ、たまねぎ、インゲン、キャベツなどもよく合います。
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