先週木曜の夜、都内某所で会員限定のイベントがありました。
私がお料理を数品つくって試食していただいたり、
おしゃべりをし、それが終わると会場となったレストランの
おいしいお料理をいただきつつ交流会、という集まりだったのですが……。
嬉しいことに、お野菜は海老原ファームさんの
おいしい野菜を使わせていただくことができたんです。
会場には私の新刊と海老原さんのお野菜を並べて
ディスプレイしていただきました。
このきれいなお野菜はロマネスコ。カリフラワーの一種とか。
そして! 会場には海老原さんも駆けつけてくれました!
お電話ではしばしばお話させていただいていますが、
お目にかかるのはまだダウンを着込むほど寒かった頃、
海老原ファームを見学させていただいて以来。
畑ではとうぜんのこと動きやすい格好をしていらっしゃいましたが、
イベントではビシッとキメてらっしゃって見違えてしまいました。
今回はすごく嬉しいニュースも!
「庄司さ〜ん、実はね、二人目の孫が生まれたんだよ〜」と
会うなり教えてくださって……。
お孫さんの話をされるときは、ふだんから優しい海老原さんの目が
さらにとろけるように優しい表情に。
ホントに嬉しそう。私も嬉しいです。おめでとうございます!
ひとしきりおしゃべりした後は、
せっかく野菜の神様がいらっしゃるのだからと、
図々しくも野菜のことをアレコレ質問させていただきました。
ロマネスコはサンゴとも言って、カリフラワーやブロッコリーと同じように、
蒸したり茹でたりして食べるのだとか。
イベントでは、海老原ファームさんの野菜のおいしさの
秘密についてもいくつか教えてくださいました。
ギリギリまで水を与えないことが、どうやらコツらしい。
水を与えないと野菜が自分で一生懸命土の中から水を探し、
自分の中に蓄えるのだとか。
「海老原さんが考えるおいしい野菜とは?」という質問には
「香りのある野菜」とのお返事。言われてみれば確かにそうです!
「どうしてこんなにおいしいのだろう」とエビベジを
いただくたびに思うのですが、甘さや味の濃さももちろんのこと、
レタスならレタスの香り、トマトならトマトの香り、
きゅうりならきゅうりの香りがちゃんとするのです。
青くさいにおい、瑞々しいにおい、草のようなにおいなどなど、
それぞれの野菜の個性的な香り。
海老原ファームで「つんで食べてごらん」と言ってもらうたび、
口に運ぶ前にまずクンクンにおいをかいでいた自分を思い出した夜でしした。
さて、今回は前置きが長くなりましたが、
そんなエビベジを使ってのレシピのご紹介です。
【ロメインレタスの焼きびたし】
材料:1人分
ロメインレタス 2枚(60g)
醤油 小さじ1
1)
ロメインレタスは洗って水気を拭き取ります。
2)
焼き網を熱してロメインレタスを並べます。
中火で加熱し、焦げ目がついたら裏返し、両面に焼き色をつけます。
3)
焼き色がついたら火からおろして食べやすく切り、
醤油を回しかけ、味を馴染ませいただきます。
ロメインレタスというとシーザーサラダなど、
生でいただくことがほとんどですが、
直火で焼くと香りのよさが引き立って、これもナイス!
ロメインレタスは実がかたいので、焼いても食感はシャキシャキのまま。
ふと思いついて焼いてみたのですが、この食べ方気に入りました。
味つけはシンプルにお醤油だけにしましたが、
ラー油などちらりとかけてもあいそうです。