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izumimirunの野菜修行

2012年8月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

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甘〜いじゃがいもとひじきのピリ辛煮

 海老原ファームさんからのエビベジ便に最近よく入っているのがじゃがいも。これが、ただ茹でただけ、蒸しただけでも驚くほどおいしい。甘みがギューッと詰まっているのです。
 先日、9月中旬ことですが海老原ファームさんに訪れた時、海老原さんになんでこんなにおいしいのですか、じゃがいもは春から初夏が収穫と思ってたけれど、最近収穫したものですかと尋ねたところ……。「いや〜、最近収穫したわけじゃないよ。前に収穫したものを貯蔵したのを送ってるんだよ」とのお返事。ならばどうしてこんなに甘いの、おいしいの!?
 しつこく食い下がったところ、「北海道のじゃがいもって甘くておいしいでしょう。あれ、どうしてなのかなと考えてみたんだけど、収穫した後冷えるのがいいんじゃないかな、と思ったんだよー。うまいこと貯蔵したらばでんぷんが糖に変わるんじゃないかと。だから、うちのじゃがいもがおいしいのは品種よりなにより貯蔵のおかげ」。
 なるほど! とれたて野菜が一番おいしいと思っていたけれど、じゃがいもなんかは適温で貯蔵することでますますおいしくなるわけですね。勉強になりました。
 というわけで、あまくておいしいおジャガを使った料理のご紹介です。

おじゃがとひじきのピリ辛煮
じゃがひじき.jpg
材料:1人分
じゃがいも 小1個(80g)
ひじき(乾燥の状態で) 大さじ1と1/2
水 1/4カップ
酒 大さじ1
醤油 小さじ1弱
豆板醤 小さじ1/4
生姜(みじん切り) 小さじ2

じゃがいもは一口大の乱切りに。ひじきはたっぷりの水でよく洗います(戻さなくても大丈夫)。

材料全部を鍋に入れ、蓋をして火にかけます。煮立ったら弱火で10分くらい。時々菜箸でかき混ぜて全体に味を馴染ませながら蒸し煮にし、煮汁がなくなったら完成です。

じゃがひじき2.jpg
出来ました♪ 甘いじゃがいもをピリ辛味で。ひじきの香りがまたいいのです。生姜ではなく刻みねぎやにんにくでもまたおいしい。ひじきは戻さず使うから、お手軽に取りかかれるのもいいですね。北海道の甘いじゃがいもなどが手には入ったらぜひお試しを。

2010年10月14日 05:33 | この記事のURL | トラックバック(0)

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撮影:鈴木正美
izumimirun

夫、長女と3人家族。フリーライターとして雑誌などで活躍する傍ら、お料理ブログ「vege dining 野菜のごはん」が大人気に。出産をきっかけに菜食に興味を持ち始めた野菜だけのオリジナル料理に注目が集まり、評判を呼ぶ。著書「izumimirunのvege dining 野菜のごはん」(扶桑社)「izumimirunの5分でできる楽vege弁当」が(大和書房)などが好評発売中。

海老原ファーム
(海老原秀正代表)

栃木県下野市の野菜農家。米と干瓢中心だったが、ガラス温室でのきゅうり栽培を きっかけに美味を追求する一流料理人との交友が拡大、現在では約90種類を生産する 日本でも有数の野菜農家となる。独自の栽培哲学と味の深さが話題を呼び「美味しい 野菜=エビベジ」の存在が浸透中。「味にこだわる野菜作り」を近隣農家にも提案、 「ウチメシ・プロジェクト」が進行中。(現在サイト構築中)

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