
またまた久しぶりの更新となってしまいました。今日のレシピは、海老ベジと出会って初めて知った赤いおくら、赤おくらを使った冷汁風の汁ものです。
赤というか紫というか……。きれいなおくらが最初に海老ベジ便に入っていたときは驚いたものですが、今ではこれが入っていると「ああ、夏だな〜」と思います。
赤おくら、スーパーなどで見かけたことはありませんが、赤い色はアントシアニンの色で抗酸化力抜群。アンチエイジングにいいですし、目の疲れにもよいようです。
加熱すると赤い色が普通の緑に変わってしまうから、今日は加熱はせず、刻んだだけで冷たいおつゆに仕立てました。では作り方。
☆材料:1人分☆
赤おくら 2本(小口切り)
a 切り干し大根 3g(洗ってざく切り)
a 水 1カップ
a 味噌 大さじ1/2弱
a おろししょうが 少々
a すり白胡麻 小さじ1
ラー油 適量
1
aを良く混ぜあわせて味噌を溶かします。
2
1に赤おくらを入れて5分くらい冷蔵庫で冷やします。
3
碗に盛り、好みでラー油を垂らします。

出来ました。
とっても簡単。火を使わないから残暑の厳しい今の時期にもピッタリです。
このレシピ、普通のおくらでも作れますから、ぜひお試しくださいね。
さて、最後になってしまいましたが……。
実はこの連載は今回で終了することとなりました。
思い起こせば2年半前。冬の寒いさなかにレシピブログのHさんから、「野菜の好きないずみさんにすごい農家さんをご紹介したい」と言われ、海老原ファームさんに伺ったのは2月くらいのことだったでしょうか。
水やりを極力控えてカラカラに乾いた畑には驚きましたが、食べてみてまたビックリ。その味の深いこと甘いこと! すぐに海老ベジの大ファンとなり、この連載を始めさせていただくことになりました。
その後も海老原さんとのおつきあいは続き、時には畑を訪れて野菜のことを教えていただいたり、時にはイベントなどでご一緒させていただいたり。
野菜を愛し、「野菜革命を起こしたいんだよね」とおっしゃる海老原さんは、いつだって私の野菜の先生でした。いえ、これからも!
連載終了は寂しいですが、私の野菜修業はまだまだ続くし、海老原さんが私の先生であることにかわりありません。
野菜修業を通して見つけたおいしい野菜レシピや野菜の知識は、これからもいろんな場で紹介していきますので、連載が終わっても、みなさんどうか温かく見守ってくださいね。
おいしい野菜を作ってくださり、また野菜のことを教えてくださった海老原さん、そしてその海老原さんと引き合わせてくださったWさん、Hさん。もちろんこの連載を読んでくださったみなさんも、本当にありがとうございました。
※2017年7月25日付けで一部内容を訂正いたしました(レシピブログ編集部)