
つるむらさきって大好きなんです。コリコリぬるっとした食感も、少し土っぽい香りもいい。栄養的にはβカロテンやビタミンCが豊富できれいな肌を作ってくれるし、カルシウムなどのミネラルはほうれん草より多いとか。
シュウ酸が少なくアクがないから調理は簡単。下ゆでなしでザッと炒めてよし、茹でておひたしもおいしい。
スーパーに売っているつるむらさきは茎が緑色のことが多いのですが、海老原さんが作ってらっしゃるつるむらさきは茎が紫色。赤い野菜はアントシアニンなど栄養価が高いと、前にある方から教わりましたが、赤いつるむらさきをモリモリ食べると元気が出そうで、エビベジ便のなかにつるむらさきがあると、嬉しくなってしまいます。
というわけで、今日はその大好きなつるむらさきを使ったおかずのご紹介です。
切り干し大根が薄切り肉がわりの青椒牛肉絲風はずいぶん前にブログで紹介し、我が家でも人気のあるメニューですが、ピーマンがわりにつるむらさきを使うと、つるむらさきのコリコリした食感と切り干しのシャキッとした食感が楽しめて、ごはんの進むおかずになりますよ。
☆つるむらさきと切り干しのチンジャオ風
材料:1〜2人分
つるむらさき 160g(食べやすく切る)
切り干し大根 10g(洗ってざく切り)
長ねぎ 5僉覆澆犬鸚擇蝓
しょうが 1片(細切り)
a 酒 大さじ3
a 醤油 大さじ1弱
片栗粉 小さじ1(3倍量の水でとく)
ごま油 適量
1
ごま油を熱して長ねぎとしょうがを炒め、香りがたったらつるむらさきと切り干し大根を炒めます。
2
つるむらさきの色が鮮やかになったらaで味をつけ、片栗粉でとろみをつけたら火を止めます。

出来ました。
1〜2人分と書いていますが、主菜としてなら1人分、副菜として食べるなら2人分くらいの量。
切り干し大根は洗って切っただけ。戻さず使っても平気です。もどさずできる乾物料理で紹介しているのですが、たいていの乾物は戻さず炒めたり煮たりしても、野菜や煮汁の水分で自然にふっくらもどるから、このテクニックもぜひお試しくださいね。