野菜は何でも好きなのですが、芽キャベツは積極的には買わない野菜のひとつ。調べてみるとビタミンCはキャベツの3倍以上、カロテンも豊富と栄養たっぷりのお野菜のようなのですが……。どう使っていいのかわからないのもあり、スーパーで買うことはまずありません。
その芽キャベツをハテどうしたら……と考えたのですが、シチューやトマト煮など、煮物に使ったことはあっても、揚げるのは未体験。なら素揚げしてようと思い立ち、やってみたらこれが感動的なおいしさでした。説明するほどではないのですが、一応レシピをご紹介。唐辛子とにんにくの風味も決め手です。
ピリ辛にんにく風味の芽キャベツの素揚げ

材料:1人分
芽キャベツ 6〜7個
鷹の爪 1本
にんにく 小1本
オリーブオイル 大さじ2〜3
塩 適量
1
芽キャベツは洗ってしっかりと水分を拭き取ります(時間があればざるにあけ、すっかり水分が飛ぶまでしっかり乾かします)。にんにくは半分に切ります。
2
フライパンにオリーブオイルを熱して鷹の爪とにんにく、芽キャベツを入れます。水分がはねるようなら蓋をして、フライパンを揺すりながら揚げ焼きします。油の量が少ないので、時々芽キャベツをひっくり返し、こんがりきつね色になったらOK、油から引き上げます。
3
油を切って皿に盛り、塩をパラリと振りかけます。

出来ました♪
甘みがギューッと詰まっています。中はふんわり柔らかです。こんなにおいしい芽キャベツは初めて!
もちろんエビベジの芽キャベツがおいしいからなのでしょうが、揚げるのは大正解。煮た芽キャベツのやや頼りない味とは別物の、存在感あるおいしさでした。
たっぷりの油で揚げてもいいのですが、後始末が面倒くさいのと、いくら水気を拭き取っても油がはねてしまいがちなので、今回はちょっとの油で揚げ焼きしました。蓋は必ず。葉っぱの隙間にどうしても水分が残ってしまうので、跳ね始めるとたいへんなことになりますから^^。
このお料理、にんにくの風味も決め手です。お好きな方ならにんにくにも塩をふり、一緒に食べてもいいですね。今回はオリーブオイルで作りましたが、ごま油でも。その場合は塩ではなく、お醤油チラリがおすすめです。