TOP > 連載 > izumimirunの野菜修行
izumimirunの野菜修行

2012年8月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

<< < 前の記事 1  2

蕪の味噌唐揚げ

   昨日の夕方、海老原ファームの海老原さんと電話でお話ししました。

 前回、送っていただいた蕪があまりにおいしくて、その秘密を伺いたくて……。

包丁に吸いつくくらいしっとり滑らか、噛むと柔らか、甘みたっぷり、驚くほどおいしかったのです。

 蕪のおいしさの秘密を聞こう聞こうと思ってるうち、

昨日届いたエビベジ便にもまたまた蕪が入ってた! 

飛び上がって喜んだのですが、今度の蕪は前回よりもちょっとこぶり。小さな小さな蕪でした。

かぶ_1.jpg

「ああ、蕪ね。今度の小さかったでしょう? ふつう蕪は小さすぎると味がのってないものなんだけど、

小ぶりでも十分味がのってたからね、入れておいたよ〜。

大きい蕪なら田楽にしたりまた違う楽しみ方があるけれど、小さいなら小さいで

料理法も色々あるから、試してみてよ〜」

 

 

 試してみてよ〜っておっしゃいますが、ホントいつも悩ましいのですよ……。

だって海老原さんのお野菜は生でボリボリが一番おいしいのですから……。

 

 しかし、海老原さんとお話すると本当に勉強になります。

大きな蕪の田楽はおいしいものですが、あまり大きく育ちすぎると

実が筋張ってかたくなる。小さすぎると味が薄い。いつが収穫時か、

いつが食べごろかはケースバイケース、その時々で違うのだとか。

年間100種類近くもの野菜を育てている海老原ファームで、

それぞれの野菜と向き合いながら食べごろを見極める。やっぱり海老原さんは野菜作りの天才です。


 さてさて蕪です。蕪レシピ。生が一番と言いながら、甘くておいしい蕪は

熱を加えてもやっぱりおいしい。というわけで、今回は蕪の唐揚げをご紹介します。

味噌味でごはんにピッタリですよ♪

レシピブログかぶ2.jpg 

 

 

材料:1人分

蕪 1〜2個(120g)

味噌 大さじ1/2

片栗粉 大さじ1

油 適量


蕪は一口大のくし形に切り、ボウルに入れて味噌を馴染ませます。


1の蕪に片栗粉をまぶし、熱した油でカラリと揚げ焼きに。こんがり焦げ目がついたら引き上げます。


 大きめの蕪ならじっくり揚げて実がホロホロに柔らかくなったのもおいしいですが、

小さめの実が柔らかな蕪なら、表面がサクッと揚がっていて中は生っぽいくらいでもまたおいしい。

切ってみてちょっとつまみ食いし、生でもおいしいなと思う蕪なら、

短めの時間でサッと揚げ、蕪の食感を楽しんでくださいね。


2010年5月 7日 09:09 | この記事のURL | トラックバック(0)

<< < 前の記事 1  2


人気連載ブログランキング
   
ぱおさん
ぱおの15分でできる♪忙しい日の簡単スピードごはん
  あいりおーさん
はじめてでも簡単♪あいりおーの”毎日つくりたくなる”おうちパン
  Mizukiさん
Mizukiの簡単レシピとキラキラテーブルスタイリング
Yuu*さん
Yuu*の愛情たっぷり♪男子が喜ぶモテレシピ
 
たっきーママさん
たっきーママの楽ウマ!毎日おかず
 
山本ゆりさん
山本ゆりの簡単♪週末カフェ朝ごはん

レシピブログHOMEへ>>


撮影:鈴木正美
izumimirun

夫、長女と3人家族。フリーライターとして雑誌などで活躍する傍ら、お料理ブログ「vege dining 野菜のごはん」が大人気に。出産をきっかけに菜食に興味を持ち始めた野菜だけのオリジナル料理に注目が集まり、評判を呼ぶ。著書「izumimirunのvege dining 野菜のごはん」(扶桑社)「izumimirunの5分でできる楽vege弁当」が(大和書房)などが好評発売中。

海老原ファーム
(海老原秀正代表)

栃木県下野市の野菜農家。米と干瓢中心だったが、ガラス温室でのきゅうり栽培を きっかけに美味を追求する一流料理人との交友が拡大、現在では約90種類を生産する 日本でも有数の野菜農家となる。独自の栽培哲学と味の深さが話題を呼び「美味しい 野菜=エビベジ」の存在が浸透中。「味にこだわる野菜作り」を近隣農家にも提案、 「ウチメシ・プロジェクト」が進行中。(現在サイト構築中)

そのほかの人気ブロガー連載

最新の記事

カテゴリー

アーカイブ

レシピブログ
コンテンツリンク

c荀>>帥腮帥潟若
罸ャ蕋鴻薤活軌<ャ錫
c荀>>鴻激c篌
HOT TOPICS

↑PAGE TOP