6年前の2月10日は2月とは思えないような、とーっても暖かな日だったのを良く覚えている。
しくしくと時折痛み出したお腹を庇うようにそっと手を添えて、タクシーに乗り込むと穏やかな日差しが暑いほどで、こんなに穏やかな日にわたしのお腹から3番目に生まれてこようとしているまだ見ぬ女の子のことを思ってうれしさにワクワクした。
予定日は2月11日の建国記念日。
てんきちは当時1年生、なーちゃんはまだ甘えん坊盛りの2歳だった。わたしが入院している間、子どもたちの世話をしてもらうため、実家の母が来てくれたのは予定日の2日前。
母が来たとなればさっさと産み落としてしまい、さっさと退院してしまわなければ(それに予定日どおり産んでしまうと休日特別料金が加算される)と、母が来たその日からスクワット開始。
早く出て来ーーーい早く出て来ーーーーいとお腹に呼びかけた。
陣痛らしき痛みを感じ始めたのは、10日のお昼過ぎだっただろうか。
母が作ったお昼ご飯を食べ、のんびりなーちゃんを昼寝させてやろうと横になっているときだったかもしれない。
お腹がシクシク痛み出す。
・・・・・・・・・えーと。
これ、陣痛だったっけなぁ〜・・・・(-公- )
それとも、トイレ(大のほうね 汗)に行きたいだけかなぁ〜・・・・(-公- )
そう、わたしは先に2人産んでいるくせして陣痛が分からないヽ(´▽`)/
トイレに行ってみたり、暫く考えているうち、やっぱりちょっとお腹が張ってきたような気がするのでタクシーを呼び、母になーちゃんを託して1人、入院の大荷物を抱えて産院へ向かった。
内診してもらうと、先生曰く
「まだまだ子宮口は開いてませんね。
赤ちゃんも降りてきていないようですし(陣痛かどうかも分からないような痛みですし? 笑)これはまだまだですよ。
入院するのはまだ早いです」
とil||li _| ̄|● il||li
入院するものと大きなカバンを持って張り切って来たのに、そのまままたタクシーで家に帰らされてしまった。
家に帰るとちょうど1年生の兄ちゃんが帰宅。
おやつを食べながら宿題を見てやろうかと座っていると、やはりお腹の痛みが気になる。
過去の2つの事例から言って、わたしはお産の進行がかなり早い。初産ならば丸一日、いや丸二日も陣痛に苦しむ・・・と言う事例ばかり聞いていたわたしは、それで兄さんを出産する時病院へ行くのが遅かったようで、到着後20分で産んでしまったという過去がある。
やっぱり行こう。
また帰されてしまったとしても、いや違う、絶対帰らされることはないはずだ(゚Д゚)!
急がねば・・・・急がないとタクシーの中で生んでしまうことになりかねない!!
またまたタクシーを呼び、産院へ。
「また来たの?」と半ば呆れ顔だった先生は、内診すると態度は急変。
「あ、子宮口が開いてきてますねー、じゃ、早く着替えましょうか」
でしょう!
でしょうが!
たったの30分でここまでお産が進行するとは思ってなかったでしょう!!先生!!
自分の判断は正しかったヽ(´▽`)/
トイレを済ませ、着替えをし、ベッドへ。
わたしは付き添いの人がいないため、陣痛と陣痛の間が暇だ。
枕元に手帳とボールペン、デジカメを置き、陣痛の合間に日記を書いた。
記念になるかと、仰向けになっている自分の顔の写真も撮った(笑)。
妊娠期間中は悪阻が酷いため、妊娠6ヶ月目くらいまでは体重が激減してしまうほどの辛い時間を過ごすわたしだが、その代わり(?)お産が非常に軽いわたし。
ごくごく自然にスムーズにお産は進行、入院して1時間半程度で赤ちゃんと対面した。
お産が終わって30分ほどしてから、仕事が終わって帰宅したオットが、母とてんきち、なーちゃんを連れて産院へ到着。
てんきちがこわごわと、でも満面の笑みですぅを抱っこしている写真があるが、その横にはなーちゃんがひっくり返って泣いているのが写っている。
「あかちゃん、おっちん!あかちゃん、おっちん!」とベッドを指差し、赤ちゃんは自分のベッドへ座っとけ!抱っこするなヾ(*`Д´*)ノ"と大変お怒りだったっけ・・・(´∀`)アハハ/\/ \
すぅを生んだことなんて、ホントについこの間のことのように覚えているのに。
すぅは母さんにとってはいつまでも赤ちゃんなのに。。
そんなすぅが、春には一年生になる。
パパが母さんに
「この料理は、いまいちやなーーー」
なんて言ってるのを聞くと、
「そんなこと言ったらアカンヾ(*`Д´*)ノ"
パパ悪いヾ(*`Д´*)ノ"」
と母を味方してくれる、母さんダイスキっ子すぅ。
今日はそんなすぅが、先日の自分のお誕生日の日に作ってくれとリクエストをくれた、唯一の野菜(笑)レシピ。
プチトマトのコンポートです。
作り方、載せているはず・・!と思って探したら、ないんだよね、、、
なので、ここにレシピを書いておきます。
++ぶどうみたいなとまと++
・プチトマト 2パック
A
・白ワイン 100cc
・砂糖 大4
・塩 小1/3
・乾燥ディル 少々
・レモン汁 大2
作り方
1)プチトマトはお尻に十字の切れ目を入れ、熱湯でさっと湯がいて冷水に取り、皮をぺろーんと剥きます。
2)小鍋にAを煮立てて火を切り、レモン汁を加えておく。
3)皮を剥いたプチトマトを2に漬け、粗熱が取れたら冷蔵庫で食べる直前まで冷やす。
すぅは、この「トマトの湯剥き」の作業が大好き。
小さな手で、トマトを傷つけないようにつるんと上手に剥いてくれます。
お手伝いも込みで、このトマトがすきなのかも、、、、(笑)
2009年2月15日 09:00 | この記事のURL | コメント(6) | トラックバック(0)