うちの3人の子どもたち、年齢や性別の違いこそあるものの、皆同じ顔をしているらしい。
同じ顔といえども性格はバラバラ。
今日はその3人の性格を
「歯がぐらぐらしてきたとき、どう対処するか」
と言う観点から比べてみようと思う。
まず兄さん。
兄さんは歯がぐらぐらし始めると、大好物の肉を思いっきり噛めないので非常にイライラするらしい。
歯がぐらぐらする。。という言葉を兄さんの口から聞いた翌日あたりの晩御飯中には
「ああくそ!もう!」
と席を立って洗面所へ行き、暫く戻ってこない。
兄さんは一体何をしているのか。
そう、兄さんはまだ震度2くらいのごく弱い揺れ加減の歯であったとしても、自分で触りまくってどんどん歯を揺らし、そしてとうとう鏡を見ながら引っこ抜いてしまうのだ( ̄Д ̄;;
(もちろん歯茎は流血の大惨事になっているが、あまり気にするでもなく、肉を噛めるということの喜びのほうが大きいようだ)
これは余談だが、兄さんはこのように自分で抜いてしまうため、あるときは歯が真っ二つに割れて抜けてしまい(フォークを間違えて噛んだ)、残った破片の歯が抜けなくて歯医者へ駆け込んだこともあった(良い子はまねしないように)。
抜けた歯は、幼いころにパパに言われたように処理・・・つまり上の歯なら下へ向かって、下の歯なら上へ向かって投げているらしい。
真ん中っ子なーちゃん。
なーちゃんはまだ下の歯が4本しか抜けた経験はないが(そのうち3本しかまだ生えてきていない)、震度2あたりでは母さんに一度か二度ほど0.1秒くらい触らせてくれるものの、震度4くらいになってくると絶対に触らせてくれなくなる。
大きな手をした悪い母さんが、思いっきりゆらゆらと揺らして歯に痛いこととか悪いことをするんじゃないかと気が気じゃないからだ(゚Д゚)!
(実際母さんはそんなもん早く取っちゃいな!と言いながら、触ったら最後わざと思いっきり揺らす傾向がある)
なのでなーちゃんは震度4から最大震度あたりの歯を2ヶ月以上そのままぶら下げていることもある。
最後は歯を磨いているときに偶然にぽろっと・・・だの、いないいないばあをしようとした瞬間に手が当たってぽろっと・・・だの、息を吸い込んだ拍子に歯まで吸い込んでしまってぽろっと・・・だの、このように全て偶然取れるのを待ったタイプだった。
抜けた歯。
なーちゃんは自分で作った綺麗な折り紙の小箱にティッシュを敷き詰め、そこへ並べてあり、ことあるごとに取り出してきては「これ、どうしたらいいかなぁ〜♪」と母さんに相談に来ていたのだが、あるとき1本なくしてしまい、1週間くらい暇さえあれば歯を捜していたことがあった( ̄Д ̄;;
さてすぅ。
すぅは先日、生まれて初めて歯がゆらゆらし始めたのを自分で経験した。
しかも揺れ始めたその翌日あたりに触ってみると、なんと隣の歯までも揺れ始めている。
揺れ始めた歯が得意で、始終触ってばかりいるすぅ。
今日のお昼ご飯を食べながらも触っているので、どれどれ、母さんが見てやろうと大きな手でぎゅっとつまんだらぼろっと取れてしまったil||li _| ̄|● il||li
歯が取れた!
母さんが取った!
と大騒ぎしたのは、乙女ななーちゃんだった(;´Д`)ノ
「なーちゃんのはいいから!(実はなーちゃんも上の前歯がぐらぐら中)
母さんは見ないでいいから!」
と大慌てで両手で口を塞ぎ、その後は決して母さんのそばには近寄らなかったil||li _| ̄|● il||li
さて、すぅの抜けた歯だが、すぅはそんなものには一切興味を持たず、食卓の上に放り投げてあったので先ほどうっかりゴミと間違えて捨ててしまうところだった。
しかも男らしいすぅは、その隣の歯もさっさと抜いてくれと言わんばかりに、母さんに向かって嬉しそうに口を開けるのだった。
さて今日は兄妹の中で一番女の子らしい、慎重派のなーちゃんのリクエスト。
歯ごたえのあるものが好きなんだって。
ブロッコリーとかレンコンとか。
でも歯がぐらぐらして食べにくそうだから、母さんがそれギュッと・・・あ、いい?
そう?遠慮しないでね?
いつでも取ってあげるのに、いやぁ残念だなぁーヽ(´▽`)/
2008年9月28日 15:30 | この記事のURL | コメント(2) | トラックバック(0)