My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Rumiko Igaki Photo : Urara Nakamura

若山曜子さん甘くて優しい日々のこと

東京外国語大学フランス語学科卒業後、パリへ留学。ル・コルドン・ブルー パリ校、エコール・フェランディ(FERRANDI PARIS)を経て、フランス国家資格(C.A.P)を取得。パリのパティスリーやレストランで経験を積み帰国。現在は雑誌やテレビで活躍中。著書は新刊『板チョコ1枚から作るかわいいチョコレートのお菓子』(主婦の友社)など多数。

キッチンにも通じる若山さんのお菓子作りのルール

  • 拡大
機能的でシンプルな若山さんのキッチンは、若山さんが作るお菓子にも通じるものがあります。「レシピには無駄な手間や材料はなるべく加えないようにしています。誰もが気軽に作れて、おいしく仕上がるレシピにしたいんです」その分素材には気を使うし、できればみなさんにも気をつけて欲しい・・・とも。「特に基本調味料ですね。良い調味料は、たとえ割高だったとしても、一食分に換算すればそんなに高額でもありません。添加物などが使われていない、きちんとした美味しいものを使いたいです。そのささやかな値段の差が、できあがった料理では大きな差になるんですよ」調味料にこだわる分、調理工程はシンプルに。お菓子や料理が美味しくなるmyルールです。さまざまな調味料を旅先などで買い集めていて、旅のお土産の調味料たちが、普段のお菓子作りや料理作りをいっそう楽しくしてくれます。

拡大

 中でもはちみつが大好物!「旅先などで買い集めていたらこんな量に・・・(笑)。同じレシピでも、はちみつの違いで味が全然変わったりするんですよ」左上から、青森のお土産の「りんご糖密」。フランスのスーパーで購入したものは使いやすいクリームタイプ。タイの王室ご用達はチューブタイプ。緑のキャップボトルはスリランカのアーユルヴェーダ治療院で購入したもの。手前左はニュージーランドのお土産。右隣の小さな瓶はフランスのフランボワーズのはちみつ。右端、山形県の大沼養蜂のものは、珍しいスイカのもの。

拡大

ハート型が大好きな若山さん。焼き型もこんなにたくさん!「シンプルなお菓子でもハート型で焼くとグンとかわいくなりますよね! 真ん中の茶と赤のシリコン型は、私の本『シリコン型付き!かわいいお菓子ブック』(NHK出版)の付録ですが、他は買い集めたり、人からプレゼントしてもらったものです」白いハートの抜き型はフランス・マトファー社製。その他、「マーサスチュワートリビング」のパイの抜き型、アメリカに住む友人から頂いたホットケーキ型やタルト型など。ハートの焼き型は、余計な手間もなく、ただそれだけでお菓子作りを楽しくしてくれる、魔法の道具なのです。
もっと見る>>みんなの投稿コーナー
GWにも大活躍!サンドイッチ
もっと見る>>スペシャル企画
もっと見る>> 連載:人気ブロガーさんのレシピと暮らし
HOT TOPICS

↑PAGE TOP