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My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Rumiko Igaki Photo : Urara Nakamura

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食べたことのない料理やお菓子の味を想像するのが大好き!
 若山さんと言えば、異国情緒あふれる著書やブログでもお馴染みの豊かなセンス! もちろん留学していた影響もありますが、その元となっているのは、やはり本だそうで・・・ 「フランスやイギリスの料理本が大好き。写真が素敵な物が多いので、眺めているだけでうっとりしてしまいます・・・。母親の影響でアガサ・クリスティーなどの海外ミステリーも好きですが、物語の中に食べ物が登場すると『どんな食べモノなんだろう』ってワクワクします(笑)。パリの日本人向け新聞『オヴニー』の連載をまとめた『パリっ子の食卓』(河出書房新社)みたいに、写真が無い料理本も好きですね。想像するのがとても楽しいです。また、母の持っていた入江麻木さんの本も好きでした。マザーグースやアリスの話に出てくるお料理を作られていて、材料から味を想像しました。学生になってからは上野万梨子さんや堀井和子さんの本が好きで、買って何度も読み返してはいろんなレシピを試しました。とても憧れていたので、今の自分が同じ仕事をしているというのが、未だに信じられないこともあります(笑)」
お菓子作りが上手になるポイントとは?
 そんな若山さんから、お菓子作りが上手になりたい! と願うみなさんへアドバイスを・・・ 「美味しそう! と思ったお菓子は、まずは「レシピ通りに」それから何度か繰り返し作ってみてください。自分の『十八番』(オハコ)をまず1つ持つことが、とても大切だと思います。そうすると美味しく作るためのコツというか、勘のようなものが何となく掴めてきて、他のお菓子もいつの間にか上手に作れるようになっていますし、そうすれば自分でアレンジも出来るようになるはずです」  ちなみに若山さんの「十八番」はラムケーキ。「これまで何度も作ってきたお菓子ですが、それでも作るたびに発見があります。時間がたつと味わいがどんどん深くなっていきます。毎日少しずつ切りながら頂くのですが、毎日違う味がしますし。本当に不思議で、奥が深いなあと思います。」写真は現在試作を重ねていると言うレモンケーキ。試作は大変な作業ですが、それでも読者のみなさんに「美味しい! 」と言ってもらえることが何より嬉しいそうです。
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