2014年3月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
2008年9月の記事一覧
うちの3人の子どもたち、年齢や性別の違いこそあるものの、皆同じ顔をしているらしい。
同じ顔といえども性格はバラバラ。
今日はその3人の性格を
「歯がぐらぐらしてきたとき、どう対処するか」
と言う観点から比べてみようと思う。
まず兄さん。
兄さんは歯がぐらぐらし始めると、大好物の肉を思いっきり噛めないので非常にイライラするらしい。
歯がぐらぐらする。。という言葉を兄さんの口から聞いた翌日あたりの晩御飯中には
「ああくそ!もう!」
と席を立って洗面所へ行き、暫く戻ってこない。
兄さんは一体何をしているのか。
そう、兄さんはまだ震度2くらいのごく弱い揺れ加減の歯であったとしても、自分で触りまくってどんどん歯を揺らし、そしてとうとう鏡を見ながら引っこ抜いてしまうのだ( ̄Д ̄;;
(もちろん歯茎は流血の大惨事になっているが、あまり気にするでもなく、肉を噛めるということの喜びのほうが大きいようだ)
これは余談だが、兄さんはこのように自分で抜いてしまうため、あるときは歯が真っ二つに割れて抜けてしまい(フォークを間違えて噛んだ)、残った破片の歯が抜けなくて歯医者へ駆け込んだこともあった(良い子はまねしないように)。
抜けた歯は、幼いころにパパに言われたように処理・・・つまり上の歯なら下へ向かって、下の歯なら上へ向かって投げているらしい。
真ん中っ子なーちゃん。
なーちゃんはまだ下の歯が4本しか抜けた経験はないが(そのうち3本しかまだ生えてきていない)、震度2あたりでは母さんに一度か二度ほど0.1秒くらい触らせてくれるものの、震度4くらいになってくると絶対に触らせてくれなくなる。
大きな手をした悪い母さんが、思いっきりゆらゆらと揺らして歯に痛いこととか悪いことをするんじゃないかと気が気じゃないからだ(゚Д゚)!
(実際母さんはそんなもん早く取っちゃいな!と言いながら、触ったら最後わざと思いっきり揺らす傾向がある)
なのでなーちゃんは震度4から最大震度あたりの歯を2ヶ月以上そのままぶら下げていることもある。
最後は歯を磨いているときに偶然にぽろっと・・・だの、いないいないばあをしようとした瞬間に手が当たってぽろっと・・・だの、息を吸い込んだ拍子に歯まで吸い込んでしまってぽろっと・・・だの、このように全て偶然取れるのを待ったタイプだった。
抜けた歯。
なーちゃんは自分で作った綺麗な折り紙の小箱にティッシュを敷き詰め、そこへ並べてあり、ことあるごとに取り出してきては「これ、どうしたらいいかなぁ〜♪」と母さんに相談に来ていたのだが、あるとき1本なくしてしまい、1週間くらい暇さえあれば歯を捜していたことがあった( ̄Д ̄;;
さてすぅ。
すぅは先日、生まれて初めて歯がゆらゆらし始めたのを自分で経験した。
しかも揺れ始めたその翌日あたりに触ってみると、なんと隣の歯までも揺れ始めている。
揺れ始めた歯が得意で、始終触ってばかりいるすぅ。
今日のお昼ご飯を食べながらも触っているので、どれどれ、母さんが見てやろうと大きな手でぎゅっとつまんだらぼろっと取れてしまったil||li _| ̄|● il||li
歯が取れた!
母さんが取った!
と大騒ぎしたのは、乙女ななーちゃんだった(;´Д`)ノ
「なーちゃんのはいいから!(実はなーちゃんも上の前歯がぐらぐら中)
母さんは見ないでいいから!」
と大慌てで両手で口を塞ぎ、その後は決して母さんのそばには近寄らなかったil||li _| ̄|● il||li
さて、すぅの抜けた歯だが、すぅはそんなものには一切興味を持たず、食卓の上に放り投げてあったので先ほどうっかりゴミと間違えて捨ててしまうところだった。
しかも男らしいすぅは、その隣の歯もさっさと抜いてくれと言わんばかりに、母さんに向かって嬉しそうに口を開けるのだった。
さて今日は兄妹の中で一番女の子らしい、慎重派のなーちゃんのリクエスト。

ブロッコリーとショートパスタのホットサラダ
歯ごたえのあるものが好きなんだって。
ブロッコリーとかレンコンとか。
でも歯がぐらぐらして食べにくそうだから、母さんがそれギュッと・・・あ、いい?
そう?遠慮しないでね?
いつでも取ってあげるのに、いやぁ残念だなぁーヽ(´▽`)/
2008年9月28日 15:30
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まだまだ残暑厳しい9月の下旬、これからまだ運動会もあるし音楽会もある、作品展もある(しかも3人それぞれの学校幼稚園であるため、×3と言うことになる)ってなまだこの時期に。
わたくし、昨日手帳を買いましたヽ(´▽`)/
来年のヽ(´▽`)/
ふと目に付いたその手帳、あまりにキモくて、いや可愛くて、手に取ったが最後どうしてもそれをレジに持っていきたくなってしまった(;´Д`)ノ
まだ来年まではまるまる2ヶ月以上残っているし、当然今年の手帳が2ヶ月・・・いや1月の初め頃までは書き込めるようになってるからそれ以上は使えるはずなんだけど、
ほら〜学校の年間行事予定を3月末まで書き込みたいじゃない?
ほら〜今の現役さんの手帳、書き込みすることが多いわりには書くスペースが少なくてしかも手帳を名刺挟みとしても使ってるから、開くたびにバサバサ落ちてきて大変じゃない?(なら名刺を仕舞う何かを買えば?って話?)
買っちゃえ!
もしかしたら次来たらないかもよ買っちゃえ!
ほら、こんなにキモイいやカワイイじゃない買っちゃえ!
悪魔の囁きにとうとう負けた母さん、9月なのに来年の手帳をゲットil||li _| ̄|● il||li

汚れるといけないと思って、まだビニールカバーを外せない母さん(;´Д`)ノ

これを見たなーちゃんは、何にもコメントをくれなかったil||li _| ̄|● il||li
いつもは母さんの持ち物に対して
「か〜わいい〜ヽ(´▽`)/
なーちゃんも、大きくなったらこういうの、買ってねーーーー!」
(大きくなったら自分で買いなさいね)
と目をキラキラさせながら羨ましがるのに。
なーちゃんはバナ夫さんは特に興味はなかったらしい。
ま、逆に兄さんには誉められたのでヨシとするかil||li _| ̄|● il||li
そういえば兄さん、バナ夫さんのボールペンを店先で穴があくほど見てたっけ(兄さんのカッコイイ服を買いに行ったとき)。
今日はそんな兄さんのリクエスト。
兄さんは皆さんご存知のように「俺のハンバーグ」党で知られているんだけど、俺のハンバーグ以外にも好きなハンバーグは沢山ある。
ってか、兄さんや他の子たちもだが、子どもたち(いやオットもか)が好きだからこそ、食卓にハンバーグがあると
「おっ♪今日はボリューミーだな♪」
とみんなの目がハートになるもんで(そしてひき肉は安いし)、母さんはハンバーグをよく作る。
そしてそのとき冷蔵庫に入っているお野菜を使って、なんでもかんでもハンバーグに混ぜる。
これは、キャベツバージョンのハンバーグの時。
実はね、昔フォルクスで(あ、ばらしちゃった)バイトしてたのね、母さん(いや、「母さん」になるよりもずーっとずーっと前だけど)。
今もあるのかわからないけど、そのときあったのよ、お好みハンバーグって言うハンバーグが(名前はお好み焼き?だったかも??うろ覚え・・・)。
ハンバーグの上にはどーんと目玉焼きが乗っかってて、かつお節がゆらゆら揺れてて。
そんなお好みハンバーグをヘルシーにチェンジ!したのがこれ。
肉の量とキャベツの量が同じなの。

ねっ
子どものハートを鷲掴み系ハンバーグでしょっ
キャベツが半分も配合された偽装ハンバーグ(笑)とも知らずにヽ(´▽`)/
今夜はお好みやで〜ハンバーグの作り方はコチラ→ここ
2008年9月21日 15:20
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3連休の真ん中だった昨日の日曜日、よせばいいのに買い物へ行った。
よせばいいのにやかましい2人姉妹を連れて。
人混みがただでさえ苦手なのに、連休中と言う殺人的な人混みの中をかき分け、始終ちょろちょろする2人を引きずって、それはそれは大変な苦労をして目的の店へ辿り着き、前から買ってやろうと約束してあった色鉛筆を買ってやったのだ、すぅに。
カワイイ色鉛筆を見つけることができたので、苦労して遠くの店まで歩いてきてよかったねーと話しながら今度は食料品を買い、前日すぅが落として割ってしまった麦茶用のポットを2つ買い、花屋でお月見用の花を買い、ジュースが飲みたいと騒ぐ2人に「家に帰ったら冷蔵庫に麦茶があるでしょ!」と制しながら、食後のデザート用のシュークリームを買い、そしてやっと家路につく。
沢山の袋を手分けしてみんなで持って(お花は誰が持つかで喧嘩勃発)ようやく家の玄関前についたときに気が付いた。
すぅが色鉛筆の袋を持っていないことに。
どこかの袋に紛れていないかどうかすぐさま確認したが、やはりない。
ハッ(゚Д゚)!
そうだ!
さっきまでゴロゴロと引いていた店のカートの取っ手のところに掛けておいたに違いない!
荷物を降ろしてみんなで手分けして持ったときに、あそこへ忘れてきたに違いない!
荷物を玄関へ放り込むと、ものも言わずに今来た道を1人逆走した。
全力疾走で。
カート置き場まで。
なかったil||li _| ̄|● il||li
カート置き場のそばに立っていた警備員や、店内のサービスカウンターにも聞いてみたがやはり届けられてはいなかった。
せっかく買ってやったのに!
カワイイ色鉛筆だったのに!
わざわざ混んでる中を行ったのに!
カートから荷物を降ろすときにちゃんと確認しなかった自分に相当腹を立て、と同時にガックリと肩を落として家へ帰り、すぐさまオットに愚痴のメールを打った。
買ったばかりの色鉛筆を不注意で忘れてきてしまったこと。
すぐに引き返して探したが、なかったこと。
店の人が誠意ある態度で接してくれなかったこと。
メールを打ちながら実は心の中でちょっと思っていた。
「そんなことは、たいしたことじゃない。
そんなことは、なんでもないことじゃないか」
と言ってくれないだろうかと。
数分後、オットからメールが返って来た。
題:仕方がないさっ
本文:ケガとかしたわけじゃないし・・・
また買えるもんやし。
すうぃーーーーつが楽しみ〜
アハハハハやっぱりオットに愚痴ってよかった。
わたしはやっぱりこの人と結婚してよかったなーと、心からそう思った瞬間だった。
さてそんな昨日はお月見でしたね。
色鉛筆は出てこなかったけれど、オットからの返信メールで元気になった母さん、なーちゃんと2人で作りました(すぅはソファーで寝てしまっていたので)。

お月さまのおいも→レシピはここ
昨日のお芋は綺麗な黄色にならなくてちょっと残念だったけど、一緒に作ってくれたなーちゃん、できたてのアツアツをはふはふしながら頬張り、
「おいひ〜〜〜っ」
と小さな声で(すぅが起きちゃうからね)喜んでました。
夕方やっと起きてきたすぅ、
「色鉛筆、ちゃんと持ってなくてごめんね?
すぅちゃんが、悪かった。」
と母さんの顔を覗き込んだ。
違うよ、すぅ。
母さんが悪かったんだよ、ホントにゴメンね。
暫くはまた兄ちゃんの色鉛筆をコッソリ拝借しておこう!
そろそろすぅが、幼稚園の芋ほり遠足でまた大量の芋を掘って帰ってくるから、しばらくは芋のおやつが続くぞ〜
追記:すぃーーーつ楽しみって書いてきたオットが指してたのは、買ってきたシュークリームのことなんだけどね(笑)
2008年9月15日 10:30
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昔わたしが小学生だったころに、当時住んでいた家の裏庭に素敵な場所があった。
子どもの背丈ほどに成長したミニトマトの苗の横にはパセリが木みたいに茂り(そしてそこには当然アゲハの幼虫が 笑)、わたしが学校帰りに拾ってきたオシロイバナの種から出た苗、これもほとんど木みたいに生長したものだったし、他にも学校帰りに空き地で勝手に収穫してきた種から生長した草や花々、こぼれ落ちては毎年咲く朝顔のつるも巻きついて、夏はほとんどそこはジャングルみたいになってた。
植物を見たり触ったりするのが好きだったわたしは(三つ違いの妹は蟲を恐れる余り外では遊ぼうとしなかった)、庭で食べた西瓜の種もあとでこっそり植えてみたし、小さなジャガイモもサツマイモも植えた!(ジャガイモは白い花も咲いたし、それらは実も収穫できた)
南瓜の種も植えた、びわの種も植えた(これは木になって、2階の高さくらいまで生長した)し、そしてジャングル植物園の管理人のわたしは当然よくそこへ行って1人で遊んだ。
庭で出来たミニトマトを食べるのはいつもわたししかいなかった(なぜかと言うと隣家の猫がその付近をトイレ代わりに利用していたので、家族のモノは庭で出来たものを信用していなかった 笑)。
明日はもっと赤くなるかな、明日は食べごろかなと、ワクワクしながら熟すのを待ち、真っ赤に熟してからもいで1人でこっそり食べるミニトマトは、そりゃあ美味しくて(そしてわたしは食べるときそれを洗いもしなかった野生児)、今でも野性っぽい青臭いトマトの香りを嗅ぐと、あの夏の裏庭を思い出す。
普通の大きなトマトよりミニトマトが好きなのは、きっと小さい分中身がぎゅっと詰まってるような感じがして、味が濃いからだと思う。
ところで我が家の真ん中っ子のなーちゃんは、2歳の頃までトマトが食べられなかった。
口の中に入れるとスッパさのあまり身悶えし、あまりに嫌いなためにとうとう涙目になり飲み込むことが出来ずに最後は吐き出す。
そんななーちゃんが生まれて初めてトマトをゴックンと自分で飲み込めたレシピと言うのが、「奇跡のトマト」。
これはもともとは近所のお惣菜屋さん(てんきちの友達の家だったので、よく遊びに来る時には手土産にお惣菜を持ってきてくれていた 笑)のおかずの一品にあったものをヒントにして作ったモノだった。
なーちゃん、初めて食べられたトマトのおかげでそれが自信につながり、今ではなーんでも食べられるようになった。
そして兄妹の中で好き嫌いなし!って子はなーちゃんだけ。
しかもあんなに嫌いだったトマトが、今では「普通」でもなく「好き」でもなしになんと「大・大・大好きーー!」になっちゃった。
今日はそんなトマト好きなーちゃん&母さんのセレクト。

何のことはない、プチトマトを豚バラ肉でくるっと巻いただけヽ(´▽`)/
しかし初めてこれを作ったときは、なーちゃんはプ゚チュッと口の中ではじけるトマトに目をまん丸にして大喜びしてくれた。
聞くところによると、どこかの居酒屋メニューにもあるとか。
母さんのこだわりは、美味しいプチトマトと美味しい豚肉、それに美味しい塩、挽きたてのブラックペッパーを使ってるところ。
それぞれの素材が引き立てあって、それだけでご馳走になってしまいます。
作り方も何も、見たまんまなんだけど一応、レシピね→コチラ
今はもう取り壊されて別の家が建ってしまったけれど、幼い頃住んだ家を思い出すとき、わたしが一番に思い出す場所はあのジャングル植物園。
太陽をいっぱいに浴びて木の上で完熟となったトマトの美味しさを、いつかトマト好きのなーちゃんにも味わわせてやりたいな。
2008年9月 7日 11:14
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