My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Rumiko Igaki Photo : Urara Nakamura

庄司いずみさんvege dining 野菜のごはん

野菜料理家。100%植物性のみのレシピを紹介するブログ「vegedining野菜のごはん」で人気を集め、ブログと同名のレシピ本「vegedining野菜のごはん」は7万部に迫る大ヒットに。不定期で開催する料理教室は予約が取れないほどの人気で、熱心なリピーターには女優やモデル多数。デトックス・ベジシリーズは累計19万部、最新刊に「デトックス・ベジべんとう」など。

広々としたルーフバルコニーで干し野菜作り

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都心の高層ビル群が一望できるバルコニーは、夏ならベランダビールの集いなど、友人とパーティをしたり、だんなさんとビールを飲んだりリラックスできる憩いの場。また、れんこんやごぼう、にんじん、ピーマン、パプリカなど干し野菜をこしらえたりも。 干し野菜料理の本も出されているいずみさん。おススメの干し野菜料理は?「葉物野菜意外はなんでも干し野菜になります。一番簡単なのは煮込んでスープに。干しきのこをコトコト煮込んだスープは塩すらいらないくらいのおいしさです。根菜類はフレッシュトマトと水で煮込み、カレー粉と醤油で味をつけて干し野菜のカレーにしたり、野菜炒めに入れたり、味噌汁に入れたり。水に浸して戻さなくても、煮炊きしたり、炒めものも豆腐など水気のあるものと合わせれば、調理中に自然に戻るからラクチンですよ」冬場は1日程度干せば水気がほどよく飛ぶそう。「短時間干した野菜を“ちょい干し野菜”と読んでいるのですが、炒めものをしてもベショッとならず、揚げ物は油ハネせず、歯ごたえも良く、いいこと尽くめ。もっと長時間、3日くらいかけてからからに干せば、切り干し大根と同じように長期保存もできますよ」

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おススメのキッチン道具。左、右上のバットやボウルは野田琺瑯。白くてかわいくて好きです。右下はおろし金。うちではきゅうりから干し椎茸まで何でもすり下ろすので3~4個はいつもおいてあります。中央、左下のすり鉢と乳鉢は、スパイスつぶしたり胡麻をすったり白和え衣を滑らかにするなど、あるとないでは調理の幅が違ってきます。

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左から順に「三河みりん」「蔵の素(料理酒)」「井上古式じょうゆ」「富士酢」。いずれも昔ながらの製法で作っているもの。三河みりんはそのまま飲めるくらいおいしく、甘みがほのか。他のみりんの甘さをくどく感じてしまい、もとに戻れません。酒は塩分を含むものだと料理の味が狂ってしまうので、ずっとこれを。醤油はいいものは色々ありますが、これは味にクセがなく、とても使いやすいです。酢は酸味の違いを楽しむのもいいので、他にもアレコレ使ってます。
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