My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p), Tsukuriokisyokudou(前編3p)
- 積みすぎずに、取りだしやすく
- コンロの背中側にはたっぷり4段の食器棚。左右にガラス戸がついていて、茶碗や小皿などとくによく使うものは取りだしやすい左サイドに。ご家族も使いやすいよう、積みすぎずに取りだしやすく整理してあります。
中でもお気に入りは、背の高いWECKのガラス瓶。「口がほどよく広く、食器用スポンジで奥まで洗えるので重宝しています。よく使う自家製の合わせ調味料『黄金比率てりやきベース』を入れています」
- 冷凍庫の作り置きおかずたちは常時だいたい10種類、ふだん食べるものは写真に写っている浅い引き出し部分に並べて入れ、中身を書いたラベルを貼って開けた瞬間に在庫が一目でわかるように。
「うっかり下段に迷い込んでしまうと年末の大掃除の時にミイラになって発掘されます(笑)」。引き出しがいっぱいになったら、作るより先に使うようにしています。下段には「決して忘れない」和牛やマグロ等を。
おすすめのおかずは、この日もしっかりストックされていた「重曹ムネ肉」。重曹&砂糖&塩の水溶液を入れたジップロックに、鳥ムネ肉を切らずにそのまま入れるだけ。「分解&保水効果でびっくりするほど柔らかくなりますよ」