My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p), fumie(前編3p)

fumieさん笑顔のじかん

料理家。ファッションデザイナー時代に友人をおうちごはんでもてなすという趣味が高じて料理の世界へ。身近な食材で作るシンプルかつ魅力的な料理を提案しています。少人数のオーダメイドとレディメイドの「cooking workshop」主宰。デザイナー・編集者・カメラマンとチームを組んでFacebookにて連載した「ふみえ食堂」 はリアルふみえ食堂としてポップアップオープンして話題に。

人の心を“そそるもの”を作る

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コーヒードリッパーでお出汁をとるスタイルが素敵なfumieさん、じつは20年以上、ファッションデザイナーとしてお仕事をされていたという経歴の持ち主。「人の心をそそるものを作ること、それに相手がいること(着る人、食べる人)など、料理の仕事との共通点は多いんです」。
そんなfumieさんのお料理に“そそられ”て、ワークショップ「cooking workshop」やFacebookに期間限定で連載していた「ふみえ食堂」は料理家の間でも大人気です。
仕事場でもあるキッチンに長いときはほぼ1日立ち通し。「お料理を作るときはあらかじめ大まかな手順と段取りを頭の中で組み立ててから作業を始めます」。

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お気に入りの調味料を拝見。ガラスのキャニスターで存在感を出しているのがfumieさんのワークショップでもおなじみ、自家製の酵素シロップ。「その季節で旬のフルーツを使います。一番のお気に入りは、杏。暑い時期はサトウキビ、寒い時期は甜菜が原料の砂糖を使って作っています」。炭酸で割って飲んだり、デザートやドレッシングに使うことも。ほっとする甘さです。
その隣は、花かつおの粉がさらに細かくなった、その名も「はなこ」。「ダシとりも簡単にでき、そのままお料理に入れることもできて使い勝手がいいのでお気に入りです」。木樽の香りがある井上古式しょうゆ、まろやかな千鳥酢も欠かせません。

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fumieさんがご飯炊きからパン焼きまで重宝しているおなじみのstaub。「密閉性や蓄熱性も高くお肉やお野菜がおいしく調理できて、食卓にそのまま置いてもお洒落に見えるところがお気に入りです」。ラウンドは20cmの小回りのきくサイズ、オーバルは29cmとたっぷりサイズ、そしてセラミックのスクエアココットはオーブンで活躍するひとり用。シックな色合いがfumieさんのキッチンの雰囲気にマッチしています。
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