My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
Text : Rumiko Igaki Photo : Urara Nakamura
- 365日、3食ごはんを作るからキッチンは僕の部屋!
- 奥さまと二人暮らしのヤスナリオさん。ひとり暮らしをしていた時の流れで、「ごはんは全部僕にやらせて下さい」と料理を作るのは毎日ヤスナリオさんの担当に。キッチンはまさしく自分の部屋のような、居心地の良い場所。 「元々、この部屋は表具師の師匠である叔父さんが誰かに貸そうと思っていたところに、僕が弟子入りした時に住んだので、部屋の広さのわりにデカ過ぎるシンク(笑)が気に入っています」。収納もたっぷり、ピカピカに磨きこまれたシンクに頂きもののフライパン、仕事で使っていた棚をリサイクルして設置したり、この場所を自分色に染めて大事にしているようです。 「いかにも”キッチン、キッチン”した感じじゃなく、“自分の部屋にたまたま台所が付いちゃってます”的な雰囲気になるようにしています。」そんなヤスナリオさんの醸し出す、ゆる~い、おおらかな雰囲気、キッチンからも伝わってきます。
毎朝、まずキッチンに立ってすることは?「コーヒースペースからお気に入りのマグカップを取り出して丁寧にコーヒーを入れます。ファイヤーキングのマグカップは最近、ついに手を出してしまいまして…、どんどん集めたくなっちゃいます。ちなみに、収納用の木のラックは、うちの仕事場にあった道具箱を立てて使ってます。」