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My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Manami Kase(前編3p)

加瀬まなみさんmenu del dia

スペインにて家庭料理を学び、料理研究家としてさまざまなメディアで活躍中。レシピ開発や商品開発、企業コンサルティング、執筆活動なども行う。著書は『フライパンひとつで作る絶品パエリア』(辰巳出版)ほか多数。「Studio Quatorze」でホームパーティー形式のお料理教室や、イベント形式のワイン講座なども開催。

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ご両親がスペインにお住まいだった縁で、現地でスペインの家庭料理を学んだ加瀬さん。会社員時代には自社サイト立ち上げに携わっていたことから勉強がてら自分のホームページを作ってレシピをアップしていたそうです。
「そのサイトがきっかけで出版の話をいただき、TV出演、料理教室、レシピ開発・・・と料理のお仕事をいただくようになって、気が付いたら料理研究家と呼ばれるようになっていました」。スペイン料理はご両親との想い出の味でもあるんですね。
テレビからWEBまでさまざまなメディアで活躍する忙しい毎日で、リラックスタイムは夜。「時間がある日はテレビでスポーツ観戦をしながらのんびり。簡単なおつまみを作って、ワインを飲みながら食べて、そしてまた追加で何か作って飲んで食べて、という感じです」。好きなものだけを集めた、まさに至福のひと時です。

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加瀬さん愛用のカスエラとパエリア鍋。アヒージョなどでおなじみのスペインのお皿カスエラは直火OKなので、仕上げにオーブンやグリルに入れたり、残ったら冷蔵庫にも入れられるのでとても便利です。「材料を入れてグツグツやりながら飲み始めたり、フライパン代わりにウィンナーを炒めたりオムレツを作ったり、肉じゃがなど煮込み料理も作っています」。ぽってりしたどこか温かみのあるルックスで、そのままテーブルに出せるのもお気に入り。
一度に4合まで炊けるというパエリア鍋の大鍋は、「テーブルに出したときのインパクトもありますし、来客時に活躍してくれています」。持ち手のグリーンがアクセントになって見た目も◎。

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「じつは生産量は世界一なんです」というスペイン産のオリーブオイル、加瀬さんのお気に入りはこの3本。
まず、ワイン好きにファンが多い「ROLDAN(ロルダン、写真一番左)」は上品な香りとほろ苦い後味、インパクトも最高。「パンつけて食べる他、鰹節おにぎりや卵かけごはん、冷奴との相性も抜群です」。
「DAURO(ダウロ・左から二つ目)」はスペインの最高級品で、香りも味わいもエレガント。「刺身や煮込み料理などにかけてソースのように使っています。カットトマトやバニラアイスにもよく合いますよ」。
そして「GOYA UNICO(ゴヤ ウニコ・左から三つ目)」は香りとフルーティーさ、苦味、辛味のバランスが良く穏やかで、初心者にもなじみやすいオイル。「加熱しても風味が消えないので、炒め物などの調理にも使っています」。
食べ比べさせていただいた取材チーム一同、風味の違いに驚きました!気になった銘柄はぜひ試してみて。

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