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My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

『暇人主婦の家庭菜園』根岸農園さんのMy Precious Kitchen
第37回　後編　07.17 アップ

Text : Shunsuke Ohno　Photo : Urara Nakamura（前編1～2p、後編1～3p）,Negishinouen（前編3p）

家族みんなの顔が見える「円卓風ダイニング」: キッチンカウンターからも見えるダイニングは、濃いブラウンの床や棚によく使い込んだダイニングセットがマッチしていて、まるで避暑地のペンションのように静かで落ち着いた雰囲気。鳥のさえずりが遠くに聞こえるなか、このテーブルで朝ごはんをいただいてみたい！
引っ越してきたときに購入してそのまま、という20年選手のダイニングセットは、「テーブルは中央が引き出せて大きくなるタイプで、ゲストが来たり家族そろって食事をするときには大活躍します。昔の“円卓”をイメージして購入した覚えがありますね」。家族みんなの顔が見える丸いテーブルに、採れたての野菜を使った料理がずらり・・・。最高のごちそうです。

1年で50種類以上の野菜が育つ、屋上菜園: トマトやピーマン、ゴーヤにサツマイモ、プリンスメロンやスイカ、ひよこ豆まで。
根岸農園さんの屋上菜園は八百屋さん顔負けの品ぞろえです。写真ですべてをお見せできないのが本当に残念なくらい、一面に茂る野菜の葉に取材チーム一同、圧倒されました！
お友だちや知り合いのお子さんも収穫体験にやってくるほどで、その場で摘みたてをいただいたブルーベリーとラズベリーの濃い味と香りは衝撃的でした。
「プランターの数が多い分、水やりは毎日1時間ほどかかります。真夏はこれを朝夕なので、たっぷり2時間毎日です・・・」。無農薬にもこだわっているので虫よけもひと苦労とか。
「それでも、小さな種や苗が少しずつ大きくなっていく様子は子どもが大きくなっていくようでとても愛おしくて。少々形が悪くても、それはそれで可愛いですよ」。
「これからも珍しい野菜に出会ったらぜひ、栽培してみたいです」という根岸農園さん。夏以降挑戦する予定なのはあんずと冬至カボチャで「自家製のあんずジャムを作ってみたい」とか。読めば野菜を食べるのがおいしく、楽しくなるブログ。どんな野菜や果物が育っていくのか、ますます見逃せませんね。