My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Mizuka(前編3p)

MIzukaさんナチュラル美人の処方箋 ~写真で綴る日々とごはん~

トータルフードコーディネーター、料理研究家としてTV・飲食店・雑誌などのレシピ開発、スタイリング、撮影など幅広く活躍中。ナチュラルフード・コーディネーター、利き酒師、国際薬膳食育師、野菜ソムリエ、パンの講師免許など多くの資格を持ち、週末は自宅で料理教室「Miz's Kitchen Cooking」を主宰。『ナチュラル美人の処方箋 ベジごはん』(主婦の友社)が発売中。

あの大人気ドラマのポスターも!

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小さい頃からお料理が好きで、誕生日やクリスマスなどには友だちや家族にコース料理をふるまっていたというMizukaさん。
映像業界でのお仕事を経て、フードコーディネーター養成学校を卒業して国内外で知識を深め、28歳で料理本出版の夢を実現。立ち上げたホームページからお仕事の依頼が入るようになり、テレビや雑誌などでも活躍。最近ではNHK連続テレビ小説『まれ』のキャストポスターを手がけたことでも注目されました。
写真にも登場しているそのポスター、見覚えのある人も多いのでは。6日間かかったという撮影、「完成した実物を見たときは、感動して鳥肌がたって泣けました!」。
レシピ開発、スタイリング、撮影まで1人で手がけ、週末には自宅で料理教室も開催。そんな忙しい毎日でキッチンに立つ時間を有効に使うコツは、洗い物や片付けはとにかく調理過程(煮込む、焼き色をつける、沸かすなど)の空き時間に済ませること。
「徐々に慣れてくると、自然と頭の中で調理過程を逆算しながら動けるようになってくるので、日々少しずつ意識することが大切だと思います」。取材中もいろいろな質問にお答えいただきながら、その手が休むことはないんです。
料理に常備菜(保存食)を利用することもおすすめ。「料理事体がとても楽になるので、週末や時間が空いたときに仕込んでおくと便利ですよ」。

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メイン使いのフライパンは、大きさ違いで3種類。「受注生産で、職人さんが鉄の一枚板を何千回と叩いて作っている1点ものです。負担にならない重さ(厚み)にして、収納棚とオーブンに入るよう柄を短くオーダーしました」。使い始めてまだ2年ほどですが、「裏の焦げの厚みが増し、表面も油が馴染んできてよい感じに仕上がってきています。長く、大切に育てていきたいと思っています」。
木べらと計量カップ(写真右)はご家族兼用、かれこれ20年以上使われてきたもの。木べらはすり減っていて、その細さがまた絶妙な使いやすさを演出しています。

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「無くなりそうになると豆と麹(玄米麹・米麹など)を変えて仕込むため、出来上がりが毎回違うので密かな楽しみになっています」という自家製味噌。写真は「黒豆と米こうじの味噌」で、みそ汁や焼きおにぎりなどほぼ毎日使っています。
中央の列は上から、ゲランドの塩や桜塩など塩を変えて仕込む「塩麹」、肉を柔らかくする効果もある「しょうがしょうゆ麹」、そして「柚子こしょう」。「大好きな柚子こしょう、これはタイの赤唐辛子で作ったものです。煮込み料理やサラダなど、ちょっとした付け合わせに使えてとても便利です」。
ココナッツオイル(左上)は、無味無臭のものをふだん使いにして料理と肌の保湿に、ほんのりココナッツの香りがするエキストラバージンはトーストに塗ったりオムレツにするなど、バターの代用として。
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