My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Hiyoko(前編3p)

ひよこさんひよこ食堂

2009年6月より料理ブログ『ひよこ食堂』を開設。旬の食材を使った定番レシピからアイデアレシピまで、お腹いっぱい食べられる家庭料理が人気。「レシピを通して、日本の食卓に“おいしい”を届けたい」が信条。『ひよこ食堂のホクホクうちごはん』(ワニブックス)が発売中。

一目見ておいしいが伝わる料理を

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「彩りや食材の切り方にまでこだわった、一目見ておいしいが伝わる料理を心がけています」というひよこさん。
平日はお仕事があるので、毎朝5時40分に起きて2人分のお弁当作りから始まります。お弁当は朝にしか作れないもの、たとえば卵焼きや和え物などの1~2品しか作らず、「メインは冷凍保存し加熱して詰めるだけ、煮物などは休みの日にまとめて作るようにしています」。さらにその後で、「夕食を作り、ブログに掲載できそうなレシピは撮影して出かけます」と、お手本にしたい時間の使い方です。

手際よくお料理するコツは、「寝る前に手順や盛り付けをイメージして、すべての食材を切り終えてから調理にかかります。あとは、無駄な時間を省くため茹でる、煮る際にはキッチンタイマーを使い常に時間を意識して作ることでしょうか」。
その段取りのよさが、見た目にもこだわるゆとりを生んでいるのかもしれませんね。

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「なくてはならない存在」の圧力鍋と土鍋。圧力鍋は豚スペアリブや牛筋を煮るほかに、蒸し器として茶碗蒸しやプリン作りに、そしてひよこさんが大好きな豆類を下ゆでにも活躍します。
「小豆は2分加圧したあともち米と一緒に炊飯器で炊けば手軽に赤飯ができますし、大豆や金時豆は多めに茹でておけば、サラダや煮物などいろんな料理に使えます」。大豆とベーコンを一緒に煮たものもお好きとか。
土鍋では炊き込みご飯の他に煮物やポトフ、スープも。「根菜は煮崩れせずにほっこりと甘く煮え、鶏手羽元は軟骨までやわらかく煮えうま味たっぷりのスープがとってもおいしいです」。調味料を控えめにして素材本来のおいしさを感じる、これも『ひよこ食堂』のこだわりです。

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ひよこ食堂に欠かせないしょう油とだし。一升瓶に入ったしょう油は能登の沢田酒造のもので、「他の醤油に比べまろやかでまるでだし醤油のような味わい、料理にはもちろん卵かけご飯や冷奴にかけるとその良さが感じられます」。カレー、ハヤシライス、ハンバーグソースなど洋食の隠し味に使うことも!
三幸フーズのだしパックは「友だちにすすめてもらい使い始め、手軽に本格的な味わいと仕上がりになるので気に入っています」。和食以外にも顆粒スープの素の代わりに使ってスープやポトフを作ります。
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