My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
- 『たっきーママ@**happy kitchen**』 たっきーママ(奥田和美)さん のMy Precious Kitchen
- 第31回 後編 01.23 アップ
Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura
- コスパ重視、汚されて怒るよりは「どんどん汚せ!」
- 「まだ使って3年くらいですが、案の定もう傷だらけでボロボロです(笑)」というダイニングセットは、コスパ重視でセレクト。お子さんがまだ小さいこともあって、「高くて素敵なダイニングセットを買ってもきっとすぐにボロボロになるだろうし、汚されて怒るよりは『どんどん汚せ!』くらいの気持ちでいたいので」と、部屋に合う色や大きさでお値打ちなものを探しました。
「撮影のときにカメラなど機材の邪魔にならないよう、物はなるべく置かないようにしています」というたっきーママさん。ご自宅での撮影が多いのもキッチンやダイニングがシンプルなコーディネートになった理由のひとつでもあるようです。ダイニングまわりもできるだけ物を置かずにシンプルに。そっと飾られたグリーンや花がアクセントになっています。
- 料理の仕事からもらった、たくさんの自信と夢と
- 本格的に料理の勉強を始めたのは結婚、出産のあと。それでもこれまでに発表した2冊のレシピ本は累計30万部を越える大ヒットです。
ブログで紹介してきた、とにかく簡単で美味しく仕上がるレシピが満載の『たっきーママのHappy Kitchen』。そして、1つの調理器具で一気に3品出来る究極の朝ラク弁当テクや、作り置きできるおかずなどお弁当のテクニック満載の『たっきーママのHappy朝ラク弁当』。家族やお料理への思いがたっぷり詰まったレシピたちは、食べる人も作る人もHappyにしてくれます。
「これからはもっと色んな方と触れ合えるようなイベントなどもやって、多くの方に私のレシピで喜んで頂けるようもっともっとお料理の勉強をしたいと思います」というたっきーママさん。じつは「今まで人前に立って話すことが苦手だと思っていましたが、このお仕事をさせて頂くようになり私でもできるんだ、という自信を頂きました」とも。そうか、とっておきのレシピは、いつの間にかご自身にもたくさんのHappyをプレゼントしてくれていたんですね。