My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Kana Kitajima(前編3p)

北嶋佳奈さんHaleaina KANAのおうちカフェごはん

管理栄養士、フードコーディネーター。簡単にできてヘルシー、そこに栄養のポイントもプラスしたレシピは、フリーペーパーなどの連載ほか、雑誌やラジオ、WEBなどで人気。イベント出演や飲食店へのメニュー提案も多数。大好評“デパ地下みたいな”シリーズの第3弾、『デパ地下みたいなごちそうスープ』(宝島社)が発売中。

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必要なものを、必要なだけ
「一度この辺りに住んでみたかったんです」と、人気のベイエリアにも自転車ですぐの場所にお住いの北嶋さん。ご自宅のキッチンはガスコンロも2口とコンパクトながら、ふだんの食事はもちろんレシピの試作、自宅での撮影までこなしてしまうすぐれものです。

その使いやすさの秘密は、「バラバラのお皿は見えないところに隠して、できるだけスッキリして見えるように心がけています」と見せない収納を徹底してスペースを作ることと、そのスペースを活かして「必要なものはすべて手の届く範囲に置いてあります」。
生活感の出やすい洗剤も別容器に移して使うなど、ちょっとした気配り、心配りが見た目もシンプルで使いやすいキッチンづくりのコツなんですね。
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「気軽に作ってもらえるよう、レシピはスーパーで売っているものしか使わない!特殊な調味料や調理器具も使わないようにしています」というだけあって、お使いのキッチングッズも調味料も、本当にどこの家庭にも並んでいるものばかり。

砂糖と塩は手書きのラベルを貼った小さなキャニスターに入れ、その他よく使う調理器具やキッチンペーパーと一緒にコンロ横のスペースへ。「必要なものはとにかくすぐ手が届くところに置いて、余計な調味料などはすべてしまっています」。必要なものが必要なだけあればいい、そんなシンプルな暮らしのお手本のようです。お玉や木べらなどの調理器具も、背の高さで分けて収まりよく収納されています。

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