My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
- 『ビジュアル系フード』 山本リコピンさん のMy Precious Kitchen
- 第27回 前編 09.05 アップ
Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Yamamoto Rikopin(前編3p)
- たっぷり収納OK!デッドスペースの秘密
- 作業台の下、ちょうどシンク側とのコーナーにあたるデッドスペースも、回転して引き出せるラックのおかげでたっぷりの収納スペースに。
下段には鍋やフライパン、上段にはボウルやサラダスピナー、圧力鍋、無水鍋、ワッフルメーカー、アイスクリームメーカーなどが収納されています。プレートを取り替えられて人気のビタントニオのワッフルメーカーは「ホットサンド型に付け替えて朝ごはんのときによく使っています」。
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- 引き出しのひとつを拝見すると、リコピンさんのブログでもよく見かける小皿がぎっしり。100枚以上お持ちということで、「前日の残り物や常備菜も、マメ皿にちょこっとずつ盛るとなんだかかわいらしく見えて。何種類か組み合わせて使ったりしています」とビジュアルへのこだわりもちらり。「マットな黒系が、残り物の映え度ナンバー1で気に入ってます(笑)」。
引き出しの中を整理するのに利用しているのは、100円ショップで売っているカトラリー入れ位の大きさの収納ケース。「引き出しを開ける度にガラガラ動かなくていいですよ」。
ところでこの小皿たち、「陶芸をやっている父がよく作ってくれるので、気付けばこんなにたくさん。この引き出しの半分が市販のもので、半分が父の作品です」。世界に一枚の小皿たちなんですね。
- シンクの下は水道管があって奥行きがデコボコ。そこでリコピンさん、異なる奥行きに絶妙にフィットするサイズのケースを100円ショップなどで入手。「青・赤・白のケース(写真左)は100円ショップセリアで見つけてまとめ買い。細かい調味料やパック入りのふりかけなどの薄いものは、ニトリで600円ぐらいだったA4サイズの書類ケース(中央)に」。引き出しタイプだと種類ごとに分けられて、簡単に奥まで見渡せて便利です。
ただし、詰め込みすぎると見えなくなった奥の物の存在を忘れてしまい、大掃除で期限切れの食材を大量発掘――。というのはよくある話。「奥には背の高いものを収納し、手前には背の低いものを、空きスペースがもったいなくもありますが、スカスカ目に置いて奥まで見渡せるようにしてます」というリコピンさんのお言葉、肝に銘じておきましょう。