【重要】「レシピブログ」サービス終了に関するお知らせ

My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),mirumayu(前編3p)

  • 拡大
理想的な距離感を保った部屋たち
ダイニングのテーマは、温かみがあるシンプルさ。二つ並んだ細長い窓からやさしく入ってくる日差しも、そんな温かい雰囲気をどこか楽しんでいるようですね。
みるまゆさんのお気に入りポイントは、「広すぎず狭すぎず、リビングと一体感がありながら程よい距離感もあるところでしょうか」。リビング、ダイニング、そしてキッチンと遮るものなくひと続きになっているものの、たしかにそれぞれのスペースごとに適度な距離感があってどこにいても居心地がいいんです。
「シンプルで木のぬくもりを感じられる無垢材ものを探しました」というテーブルと椅子は、キッチンを使い始めたのと同じ1年ちょっとくらいの付き合い。ダイニングにあるインテリアはこのテーブルと椅子だけというキッチン同様のすっきりさです。そのトーンは、まるであつらえたかのようにフローリングや窓枠とも完璧にマッチしています。
キッチンとみるまゆさん。まるで仲良しの姉妹のよう
2人のお子さんのお母さんでもあるみるまゆさん。「子どもたちはわりと素朴なものが好きですね。おやつならシンプルなパンケーキや蒸しパン、おだんご。料理は大ぶりの野菜をごろっと煮たものや、あっさりした味付けのものとか」。2人とも本当に美味しいものが何か自然と気づいているんですね。うーん、うらやましい。
この日、米粉を使った桜もち風蒸しケーキをふるまってくださったみるまゆさん。米粉を使うようになったきっかけをうかがうと、「小麦粉を摂り過ぎるとなんとなく不調を感じるようになって、それから米粉を使いはじめました。小麦粉よりも扱いが楽で、体への負担も少ないように感じます」。もっちりもちもち、自然の甘さが懐かしいケーキを頬張りながら、「何より米粉を使うととても美味しいんですよ」というみるまゆさんの言葉に納得しました。
キッチンとみるまゆさん。ナチュラルでやさしい存在感のあるその雰囲気は、何だか仲のいい姉妹のようにとっても似ているんです。そこから生まれるどこまでもやさしい味の料理やおやつを毎日食べられるなんて、お子さんたちがやっぱりうらやましいのです。
  • 拡大

↑PAGE TOP