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My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Sakanayasan(前編3p)

さかなやさん魚屋三代目日記

創業54年の魚屋 「鮮魚 魚武」の三代目。テレビ、書籍、雑誌、WEBなど様々なメディアで活躍中。ブログでは魚介を使ったレシピや、プロならではの魚介の捌き方も写真付きで紹介! 『魚屋三代目の魚レシピBEST100』(エイ出版社)が発売中。

「魚屋を継いで20年近くになりますね」

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「魚屋を継いで20年近くになりますね」というさかなやさん。毎朝5時に市場へ行き、魚介の目利きをして仕入れ、8時頃店に戻り仕入れた魚介の陳列や納品の魚の仕込み、販売と接客をスタート。昼間は商品の配達もあるそうです。そうしてあっという間に夜7時、商品を冷蔵庫にしまい、お店を片付けてお仕事はようやく終了。自宅のキッチンがにぎやかになるのはそれからです。
「夕飯は妻、母と食べたいものを相談して作ります。妻がメインを作るときは、私が副菜を、そして母も煮物や箸休め的な一品を・・・という感じで役割分担しています」。
ブログで紹介するレシピの撮影も夜が多く、「作って盛りつけて、マッハで撮って、ハイ!食べよ!!冷めないうちにすんごいスピードで写真撮影しています」。カメラも趣味のさかなやさん、カメラ雑誌でレシピが紹介されたことも。

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お仕事柄、包丁へのこだわりはさすがのひと言。「写真左から柳刃包丁、出刃包丁、ペティナイフは店で、一番右のシンプルな文化包丁が家で使っている自分専用の包丁です」。ブログで使っているのもこちらの文化包丁。
研ぐのももちろんご自身で。お店で使っている包丁は、研いでは使い研いでは使いするうちに刃が細くなっていくんだとか!ぶ厚いまな板はお友だちが作ってくれた特製で、長さの違う2種類を使い分け。

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この日もお店にはホウボウ、キンメダイ、サバ、トビウオなど粋のいい魚がずらり。体に的のような模様があるマトウダイ(上段左から2つ目)とイワシはその日に相模湾の平塚港で水揚げされた正真正銘の地物、鮮度は抜群です。
「青魚の中ではイワシが一番好き!!!とくに脂の乗った真鰯が大好物です」。小振りならオイルサーディンやマリネ、中くらいのものは刺身やお寿司、蒲焼に、大きめならフライや丸干し、ハーブ焼き・・・サイズによって何を作るか悩みます、とうれしそうなさかなやさんでした。

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