My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno　Photo : Urara Nakamura（前編1～2p、後編1～3p）,Haruhi（前編3p）

はるひさん『はるひごはん。』

料理研究家、フードコーディネーター、メディカルハーブコーディネーター、ハーバルセラピスト。シンプルで素材を生かしたレシピが雑誌やWebサイト、イベントで人気。『おうちで作りたくなるひとり暮らしのレシピ』（ブティック社）が発売中。2人の男の子、三毛猫ちくわ＆白猫とうふのよきお母さん。

野菜たっぷり、が基本

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お仕事用のレシピの試作から家族のためのお料理まで、はるひさんのキッチンには常にいい匂いが立ち込めます。「試作の日はほとんどキッチンに。毎日の夕飯はババッと15分～30分ほどで作ってしまいます」という手際のよさはさすがですね。
ご家族からリクエストが多いメニューをうかがうと、「簡単に作れるレシピでじゃが芋のグラタン。お肉料理ととても相性がいいんですよ」。
ちなみに朝ごはんはほとんど和食。「お出汁を取って野菜たっぷりのお味噌汁、納豆が多いです。美味しいパンを買って来た日はパンとコーヒー、フルーツ。パンの方が子供は喜びますね」。

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お気に入りのストウブコレクション、その一部を拝見。まずははるひさんのファースト・ストウブ、ラウンドの18センチ（右）。「お米を炊くのは炊きむらがないラウンドがおすすめ。23センチのオーバル（左）は主にメイン料理を作ることが多いですね。テーブルにそのまま出しても可愛いです」。14センチのミディココット（中央）は、「軽くてすごく使いやすいです。揚げものをしたり、ちょこっとオイル煮を作ったり、佃煮を作るのにも便利」。
三角の鍋つかみは料理教室をやっていた時の生徒さん「りっちゃん」が作ってくれたもの。「とっても可愛くて使いやすいのでイベントや撮影にも持って行きます」。

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お気に入りのごま油は山田製油さん。「金ゴマ油や、ごまらぁ油がおすすめです」。成分無調整の豆乳は豚汁に加えたり、お子さんも大好きなポタージュを作ったり。「九州産で、くせがないのでとても美味しく、開封前は常温保存もできるのでストックしています」。
そんな豆乳を使ったレシピも掲載されている著書の『おうちで作りたくなるひとり暮らしのレシピ』は、「初めて一人で出した本は思い出がいっぱい。気軽に作れる簡単な料理を紹介した本です。次はストウブの本が出したいと思っています！」。

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