My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p), Satomi Yugi(前編3p)

柚木さとみさんさときっちん 〜日々のごはんと宴のレシピ〜

料理家、カフェプランナー。2012年、友人たちとセルフリノベーションした築55年の平屋でキッチンスタジオ「スタジオさときっちん」をオープン。“おもてなしにも対応できる野菜たっぷりのおうちごはん”をコンセプトにした「さときっちん料理教室」を主催。企業向けレシピ開発や、雑誌、Webサイトへのレシピ提供も手掛ける。『からだがよろこぶ!菌活レシピ』(幻冬舎ルネッサンス)が発売中。

高価でなくとも、長く使える、丈夫で質のよいものを

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木のぬくもりいっぱいの空間で腕をふるう柚木さん。引っ越してわずか1年半というのが信じられないほど、キッチンとの息はぴったり。さすが、導線や棚の位置にもこだわったセルフメイドのキッチンですね。「お教室でもみなさんキッチンの作業導線や道具類も参考にしてくださっているようです」。
もの選びで一番大切にしているのが素材感。「特別高価なものでなくとも、長く使える、丈夫で質のよいものに惹かれます」。空間がさびしくならないよう植物はかならず置くこともポイントです。

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「これでごはんを炊くと冷めてもとっても美味しいです」という南部鉄器の鉄鍋は10年近いおつきあい。蓋の隙間をあけるのに便利なポットウォッチャーは生徒さんからのプレゼントというVeicoのもの。「にわとりの形をしていて、とても可愛くて働きもの。すごく気に入っています」。
しゃもじは小さな入れ物にいれて。「小ぶりで場所をとらず、デザインもシンプル。食卓に出してもじゃまになりません。しゃもじはいくつかもっていますが、木のものが手に馴染んで好きです」。

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常備されている自家製の塩麹(左)と醤油麹(右)は1週間~10日ほどで完成、半年くらいを目安に使い切るそうです。
「塩麹は、肉や魚、野菜を漬けたり、そのままお料理につけて調味料に」。醤油麹はもろみ味噌のようにきゅうりにつけるだけでも◎ですが、「すりごまやわさびなど、なにかプラスして和え物の和え衣に」するのが柚木さん流。
塩麹や醤油麹のつくり方は、柚木さんの著書『からだがよろこぶ!菌活レシピ』でチェック。「麹菌や納豆菌、乳酸菌、酢酸菌など、体によい菌を食事で取り入れて美容と健康に役立てようというレシピ本です」。
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