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My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Riko Yamawaki(前編3p)

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好きなものを集めた、サマーハウスのような家
山脇さんがめざしたのは、「1年中明るくて風が大きく通る、夏に避暑に行くサマーハウスのような家」。キッチンを目隠ししているガラスブロックのつい立ても、存在感と爽やかさが同居しているようです。
そんな山脇さんの住まいの重要なキーワードが、意外にも“そろえないこと”。○○風という統一感は出さずに、あえて外したい。ダイニングテーブルも、キッチンと同じフロアにあるリビングのソファやカフェテーブルも「祖父の代からの古いものも新しいものも、国もデザイナーも混在しているのが好きで、本当に気に入ったものをとことん探しました」。
ダイニングテーブルは、とある雑誌で一目ぼれしたオランダのGjalt Pilat(ヤルト・ピラート)のもの。「探しまくってようやく名古屋のお店から入れてもらいました。2メートル以上あって、クレーンで中庭から入れたといういわくつきのテーブル。溺愛してます(笑)」。
モノにこだわり、特別なモノと人になる
キッチン台の右手にあるストックルームは、通称“アボカド”。「キッチンにあわせてアボカドグリーンに塗ってもらったので・・・」というこのスペースには、料理に使う食材や毎日は使わない鍋にホットプレート、そして予備の冷蔵庫まで!それでいてしっかりと整理されているのは、「たとえば食品はそれぞれのスペースを決めていて、そこに収まる量しかストックしないように」と決めているからこそ。
モノにこだわり、モノと上手に、丁寧に付き合う。「モノに出会い、それを作る人に出会い、さらにそのモノが深まり、特別なモノと人になる。そういう経験を、器に限らず、醤油1つ、みりん1つとでも大切にしたいと思っています」。
「つらいときや悲しいときにいつも料理に助けられてきたので、その喜びや楽しさを、日本の家庭料理のテクニカルなことや文化的なことと合わせて伝えていきたいです」という山脇さん。昆布だしのように奥深くて、旨味が詰まった山脇さんのレシピ、これからももっともっと教えていただきたいですね。
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