【重要】「レシピブログ」サービス終了に関するお知らせ

My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p),Riko Yamawaki(前編3p)

山脇りこさんリコズキッチン~ひと手間かけて、旬ごはん♪ と くらし270度

料理教室RIKO’S KITCHEN主宰。料理家、フードコーディネーター。生家である旅館で親しんだ だしを伝えたい!という思いから開催している「おだしの教室」や旬を活かしたシンプルでモダンな家庭料理が人気。最新刊『ノンオイル&10分でできる昆布レシピ95』(JTBパブリッシング)が発売中。

一番落ち着ける場所をつくるMYルール

  • 拡大
「寝るときと、お風呂や他の家事以外は、家にいる時間はほとんどここで過ごすかも・・・」というほど、山脇さんにとってキッチンは大好きな、そして一番落ち着ける場所。「棚も冷蔵庫もですが、1段空けておくようにしています」というMYルール、「できるだけ季節の生花を飾って、物語のあるモノをおくように」するさりげない演出も、ゆったりした空間づくりの秘密です。
家には仕事仲間やお友だちなど人が集まることも多く、「おもてなしで和食が登場しないことはまずないので、とにかく和食器とお箸はキッチンにたくさんあります!」。

拡大

山脇さんお気に入りの和食器コレクション。左上の2つ、小鉢のように使う粉ひきは馬川祐輔さんの作品。その横の急須と、料理から洋菓子まで何にでも合う左下の皿が藤村佳澄さん。右下のそばちょこ2つが「ほぼ追っかけです」というほど大ファンの徳田吉美さん
徳田さんの器に一目惚れした山脇さん、ついには多治見の工房まで足を運んだとか。「ちょうど料理の仕事でやっていけるか迷いがあった時期。徳田さんとお話ができて優しく背中を押していただき、自分にとって大きなターニングポイントだったと思っています」。

拡大

だしのおいしさを伝える「だしの教室」も開催する山脇さん、ふだん使うだし昆布も真昆布、利尻昆布、羅臼昆布とこだわりの使い分け。ゆっくり水出しして昆布の旨味を最高に引き出した昆布水や、お酢に浸けるだけの昆布酢は万能調味料として欠かせません。そんな昆布レシピの数々は最新刊『ノンオイル&10分でできる昆布レシピ95』でも紹介中。
昆布入れとして使うのは、なんとパリで出会ったキュートなビスケットの缶。「缶が欲しくてお菓子も買ったんです!」。

↑PAGE TOP