My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
- 『クモノイト食堂。』 ささきのりこ。さん のMy Precious Kitchen
- 第15回 後編 09.20 アップ
Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura(前編1~2p、後編1~3p), Noriko Sasaki(前編3p)
- ちょっとレトロで昭和な香り
- お好みのインテリアスタイルをうかがうと、「ちょっとレトロで昭和な香りのする、質素で作り過ぎない感じが好きです」。そのお言葉どおり、ダイニングもシンプルでどこか懐かしい雰囲気です。
落ち着いた色合いが素敵なブラックチェリーのダイニングテーブルは、個人で家具作りをされているミナトファニチャーさんでオーダーした一点もの。「配膳するスペースの確保と、座ったときの向かいの相手との距離感も考えて、幅も90㎝と大きく作ってあります。使い込むほどに色が深まるので、この先長く使い続けるのが楽しみです」。
庭を臨む南向きの窓からたっぷりと日が差し込むシンプルなダイニングを、今日もささきさんのたくさんの料理が彩ります。
- お菓子作りの基本は、甘さ控えめロールケーキ
- 取材の日には、ご自身のお菓子作りの基本、とおっしゃるロールケーキをふるまっていただきました。これが甘さ控えめなのに濃厚で、いくらでも食べられそうなおいしさ!
「何度も焼くうちに、オーブンペーパーや天板の扱い、生地の混ぜ方や温度設定などアタシなりのたくさんのルールができました。作れば作るほど終わりがない、いつまでも進化していくレシピです」。このケーキはご家族にも大人気で市販のものを買うことはめったにないとか。ケーキと一緒にご家族やお料理の楽しいお話も次々に披露していただき、この日は編集部一同もつい時間を忘れるほどでした。
そんなささきさんですが、料理に関してはとっても勉強家。1ヵ月自由にできるお休みが手に入ったらどうしたいですか?「とにかく料理の勉強がしたいです。知らないことがたくさんありすぎます」。お話をうかがっていても、料理への熱い思いが端々で伝わってきました。
「子育てもやっとひと段落したところ。チャンスさえあればたくさんの料理の仕事に携わっていきたいと思っています」とうれしそうに話すささきさん。そのお名前をあちこちで目にする日もそう遠くはなさそうですね!