前回から引き続き、なんとなくテーマがあるようなないような(笑)、そんなわたしらしい時短レシピをご紹介。
鶏肉は鶏肉でも、前回は胸肉をまとめて買った時にどうするかって切り口で「時短+節約」若しくは「時短+嵩増しテク」としてご紹介してみたんだけど、今回は胸肉のほうじゃなく、モモ肉。
胸肉に比べたらちょっとお高めだけど、それでも底値で78円とかで買えちゃうし、安いよね!
それにモモ肉には旨味がたっぷり。
わたしのお得意「お出汁要らず」の煮物料理にも大活躍します。
さてさて、今日は広告の目玉商品だった、大安売りの鶏モモ肉を3枚も買ってきちゃった!さあどうしよう。
こうしよう!

全体をフォークでつついて、自然塩(今回は岩塩を使用)、黒コショウをそれぞれたっぷり。
まな板が汚れるのが嫌なので、ビニール袋の中にて作業します。
塩コショウを振っては肉を重ね、3枚ともこの中へ。
レモンの輪切りも一緒に入れて、空気を抜いてしっかり口を留めましょう。
こうして冷蔵庫へ入れておくと、安売りのお肉がビックリするくらい美味しくなるからね。
3、4日はこのままで大丈夫。それ以上置いておきたいときや、うちみたいな大家族じゃない小人数のご家庭ならば、1枚ずつに分けてラップで密封、冷凍しちゃうのも手です。
冷凍した場合は、使う前の日に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させ、自然解凍ね。
さて、今回はこれをシンプルにグリルで焼きます。
オーブンでもいいんだけど、オーブンより時短で出来るのが魚焼きグリル。
それにね、グリルで調理すると後でいいことがあるのよ、、、、♪

焼き方は・・・
皮目を上にして7分、最初は強火で途中から中火の弱火。焦げちゃわないように、でもこんがりいい色を見極めて。
裏返して中火のまま7分から10分。中まで火を通します。
皮パリッとが好きな方は、もう一度ひっくり返して後3分。
そして切り分けます。
付け合わせには大き目にざっくり切ったキャベツ(千切りにするより断然時短)。そしてくし型レモン。お塩をつけながら戴くのもよし、お醤油をちょっと垂らしてもいい感じ。
そして・・・・

さきほどチキンを焼いたグリルは、グリルの受け皿に水を入れて使うタイプなんだけど、その鶏肉の旨味が落ちた受け皿の水!
これを水で適当に伸ばし、酒、塩などで味を整えただけで旨味たっぷりのスープに!
今回の具はこれまたサッと火が通りやすいしめじと春雨です。
鶏肉の臭みが気になる方は、生姜の薄切り、またはローリエなんかで匂い消ししてね。
ねっ!一石二鳥。
そして3枚あった下味付けた鶏モモ肉、あと1枚は・・・
チンするだけの、蒸し鶏に。
鶏肉をお皿に乗せて、漬けこんでいたレモンを表面に並べます。
ラップをかけて、電子レンジ(700w)で3分、裏返して1分加熱。
ラップを掛けたまま手で触れるくらいになるまで放置し、切り分けます。
お好みの野菜と一緒に盛りつけてもいいし、これ、夏なら冷やし中華の具にもお勧め。
サンドウィッチの具にしてもよし。
辛子醤油で食べても美味しいです。
レモンの香りがふわっと香る、柔らか蒸し鶏になりますよ。
これも、蒸し汁が沢山出るので、是非スープに♪と行きたいところなんだけど、かなりレモンっぽい味がするのでトムヤンクン風の辛くて酸っぱい系のスープみたいな味付けにするといいです。
ドレッシングを作るときに蒸し汁も使って作るのもお勧め。
簡単に作るなら、蒸し汁+お醤油+ごま油だけでも♪
でも今回は、この蒸し汁を使って煮もの!
これまた簡単に火の通る白菜、調味料はこのチキンの蒸し汁と醤油のみ。
白菜の水分で煮ます。

レモンの酸味がアクセントになって、さっぱりすっきり、でもコクのある煮ものになりますよ。
煮ものはアツアツの時より、冷めると味がなじむので、火を止めてからしばらくして食べるといいです。
ってなわけで、今回は鶏モモ肉を使って「時短+一石二鳥」なレシピをご紹介しました〜
次回もお楽しみに〜♪
2010年2月19日 22:00
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今月の時短ワザのお題は、実は編集部から戴くよりも前に勝手にわたしが考えたんだけど、、、(ごめんね!Hさん!)、こんなのをやってみたい!と思いつつもテーマが決まらない。
今までみたいな「フライパンで時短!」だの「お弁当の時短テク!」だの、「常備菜を使って!」というようにはっきりしたテーマじゃなく、ぼんやりした感じなんだよね(汗)
でも、せっかく写真も撮ったし、きっとどこかの誰かの役に立つだろう!と自分を励まして・・・(笑)
まだうちの長男が1歳になるかならないかという頃ですが、わたしは働くお母さんになりました。
雨が降ろうが雪が降ろうが台風だろうが灼熱の真夏だろうが、毎朝早くに起きて身支度を整え、息子を自転車に乗せて保育所へ送り届け、涙の別れをして(最初の頃はホントに後ろ髪を引かれる思いでした、、、、)慌ただしく駅までかっ飛ばし、そこから電車に乗って仕事場へ。
大体9時過ぎから5時ピッタリまで、そこで働き、5時ぴったりにはタイムカードを押して全力疾走で駅へ向かったものです。
一本でも早く電車に乗ろう。
一刻も早く息子を迎えに行ってやろう。
息子は今日はどんな一日を過ごしただろう。
電車から降り、ママチャリフルスピードで保育所へ向かうんだけど、もうあたりはうす暗くなってきていて、家々からは温かそうな明かりと美味しそうな晩ごはんの匂いが漂う。
無事息子を受け取り、やっと家の玄関のドアを開ける頃には大抵が6時を回ったころだった。
やれやれ・・・・と思う間もなく、息子はお腹を減らして不機嫌タイムになっているのでとりあえずの小腹を満たすために芋など(笑)を与え、晩ごはんの支度をしながら洗濯物を取り込んだり、風呂の準備をしたり。
一瞬だって座る暇はなかったあの慌ただしい夕方。
およそ5年間、外で働くお母さんだったわたしの、そんな懐かしいあの頃によくやっていた時短ワザを今回はご紹介します(*´∀`*)
あの頃から鶏胸が大好きだったわたし。
何が好きって、お値段がとにかく好きだったの。
あの頃はグラムあたり19円とかが底値だったんだけど、そんな時にはまとめ買い。
大体休みの日に買い物は行ってたんだけど、1週間分まとめて買って、買って帰ったらその日使う以外は冷凍庫へポーン!
で、使う日の前の晩に冷凍庫から冷蔵庫へ、朝起きたらちょうど半解凍くらいの状態になってる感じ。
そこで発見したわけです。
半解凍の鶏胸肉は、うすーくうすーく、まるでハムのように薄く切れると言うことを。
3人分のチキンカツを作るのに、1枚分の鶏胸肉だと、おなかいっぱい食べてさらに翌日の朝ご飯のトーストにのっけて、さらにお弁当にまで入れられる。
そんくらいたっぷりになっちゃうのです。
これ、たった1枚分の胸肉。
チキンカツの日は、衣付けの時間を考え、朝行く前にここまで切り、塩コショウして冷蔵庫へ入れておきます。
これね、ついでに朝、衣までつけちゃいたくなるんだけど、実際わたしも何度も朝そのまま衣をつけて夕方楽をしたんだけど、なんせ半解凍なもんだから、水分が出ちゃう。
夕方揚げるときに衣がしっかりくっついてない状態になる可能性があるのね。
でも、あれはもしかしたら、衣に卵を使えなかったからなのかなぁー・・・
(長男は3歳まで卵アレルギーで家族全員除去食をしてました。フライ衣の卵は、牛乳で代用)
でも、こうやって切っとくだけでもとってもラク!帰ってきたら衣をつけて揚げるだけ。包丁とまな板を洗わなくてもいいってだけでもかなりラクなのです。
さあさ、では今日はこの薄切り胸肉を使って、ボリューミーおかずを一品。

++チキンピカタの甘酢漬け++
材料(3、4人分)
・鶏胸肉 1枚
・塩コショウ、小麦粉、サラダ油 各適量
・卵 2個
A
・砂糖 大2
・米酢 大1
・醤油 大1
・たかのつめ あれば
作り方
1)鶏肉は薄くそぎ切りにし、両面に塩コショウを振ってビニール袋に入れ、小麦粉と一緒に振り混ぜて全体に粉をまぶす。Aをバットなどに合わせておく。
2)ボウルに卵を割りほぐす。フライパンにサラダ油を敷いて中火に熱し、1の鶏肉に卵液を絡めながら両面焼く。焼けたらAのバットに入れて両面を返し、味をしみ込ませる。
※卵液が残らないように、何度か重ねづけするか、若しくは残った卵液はお味噌汁に流し入れちゃいましょ。
※すぐに食べても十分味がなじみます。冷めても美味しいです。
チキンカツほどじゃないけど、これでも十分嵩増しになります。
カツをするほど余裕がない!ってな時にもお勧め。
さてさておまけ。

左のお肉はそのまま冷凍庫へ→半解凍でスライス、ピカタやカツに
真ん中のお肉は塩コショウして冷蔵庫へ→翌日しっとり胸ソテーに(レシピはコチラ)
右のお肉は、削ぎ切りにして酒、醤油、生姜などの下味を揉み冷凍庫へ。
冷凍庫に入れた後は、2週間くらいは大丈夫です。
冷蔵庫で半日かけて自然解凍した後、ここへ片栗粉を入れて全体に粉をまぶして・・・

揚げ焼きにすれば、唐揚げに。
このまま出してもいいんだけど、ちょっと4人分には足りなさそう・・・
酢豚ならぬ酢鶏もいいけど、あいにく玉ねぎも人参もないんだよね、、、
そんな時には
困った時のもやし頼み(*´∀`*)
どっさり入れてボリューミーな炒め物にしてよし、どんぶりにしてよし。
今日は・・・
炒め物でね♪
塩コショウ、醤油で味を整えてます。
なんだか今回、「時短」ってテーマと「嵩増し」ってのが重なるかも(笑)
「節約」、とかね。
こんな感じで次回もお楽しみに〜♪
2010年2月 6日 09:00
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