My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
- 『ぱおの簡単おうちごはん』 ぱおさん のMy Precious Kitchen
- 第63回 前編 09.01 アップ
Text : Shunsuke Ohno Photo : Urara Nakamura
- 「見える」と「見えない」の素敵なバランス
- キッチンの一角には、天井まで7段ある棚が3つ並んだストックスペースを発見。
かわいい見た目の缶や調味料は無造作に置き、細々したものは籠やトレイに種類ごとに分けて入れ、「中身が全く見えないのも味気ないかな?と思ったので、見える収納と見えない収納を合わせています」
ずらり並んだ籠は大、小のサイズ違いでおなじみの無印良品のものを愛用。「ずっと使っているのですが、丈夫で型崩れしないのでお気に入りです」
IKEAの白いトレイ、他にも大き目のバットや100円ショップで見つけた麻袋などを段ごとに使い分け、中身がわかりやすいように整理してあります。見えない部分とはいえ、センスが光りますね。
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- こちらは、スタイリングやラッピング用の小物を集めた引き出し。セリアのファイアーキング風のグリーンのトレイで整理しています。
「このトレイ、大きさが6種類以上あるので使い分けできてとっても便利なんですよ」。ファイアーキング“風”なので、軽くて組み合わせやすいのもいいですね。
「かわいい柄のものを見つけるとつい買ってしまいます」というマスキングテープは、ラッピングに使ったりラベルにしたり、楊枝につけてピックにしたりとブログにもよく登場するアイテム。「紙コップに貼ればオリジナルのカップにもなったりするので、毎日何かに使っています」
透明カップや男前なグレーのトレイなど、「引き出しごとに違う100均アイテムで小分け収納しているので、開けるのが楽しくて。やる気もアップするんです!」
- 作業台の下、ダイニング側には両開きの収納スペースが3列。こちらは食器棚として活躍しています。
「3つの食器棚はそれぞれ、グラスなど日常よく使う棚、おうちカフェやおもてなしで使用するお皿の棚、そして海外や旅行で買ってきたものやお友達が作ってくれた1点ものなど思い入れの深いものが詰まった棚、に分けて使っています」
こちらはその「思い入れの深い棚」。世界遺産になっているメキシコのグアナファトという街で買った陶器(上から1段目)は、「カラフルでビビットな柄で、息子が初めて海外に行った時の思い出もあって大切にしています」
毎年春のお楽しみという益子陶器市で手に入れた器も。「大塚温子さんという作家さんの北欧風の器が、どこか懐かしい感じで大好きでよく買ってきます」