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My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

『おだんごカフェ＠体に優しいナチュラルレシピ』みるまゆさんのMy Precious Kitchen
第24回　前編　06.06 アップ

Text : Shunsuke Ohno　Photo : Urara Nakamura（前編1～2p、後編1～3p）,mirumayu（前編3p）

素材の味をいかしたシンプルな野菜料理とやさしい甘さのナチュラルスイーツのレシピが大人気。2人のお子さんのお母さんで、卵・乳製品を使わないスイーツ、大豆製品や米粉を使ったヘルシー＆栄養満点なおやつ作りも得意。「食べたいものは我慢せず、無理のないベジ生活を楽しんでいます」。『卵・乳製品をつかわないオーブンいらずの簡単お菓子』（マーブルトロン）が発売中。

レシピのようにシンプルで、温かみがあって: やわらかな日差しの中で、つい背伸びをしたくなる――。
オープンタイプで開放感のあるキッチンが、「白を基調にしていますが木目を入れて温もりのある感じも気に入っています」というみるまゆさん。引っ越して1年ちょっとというお住まいとこのキッチンは、みるまゆさんのレシピのにようにシンプルで、使いやすくて、そっと触れたくなる温かみがあって。いつでもあっという間に美味しいものが出てきそう、そんなわくわくする場所です。
「シンプルで飽きのこないものが好きです」というみるまゆさんにキッチンのMYルールをうかがうと、「とにかくすっきりさせておくこと。余計なものはいっさい出しておかないので、よく使うものは取り出しやすいところに収納するようにしています」。隅々まですっきりと片づいたキッチンは本当に広々しています。

そんなキッチンにあって印象的なのが、キャセロールのような楕円形の大きなシンク。「広いので洗い物がしやすいです。ここもオープンなので、いつもすっきり清潔にしておくことを心がけています」。シンクまわりも広々、それでいていっさい物が置かれていないのはさすが。カウンターとしても使えるスペースが確保されています。
吊戸棚、たくさんの引き出し・・・とたっぷり収納のキッチンにあって、シンク下には包丁やボウル、キッチンスケール、ラップ類などもっともよく使うものを。反対に、「自分の立つ位置から遠くなればなるほど使う頻度の少ないものを収納しています」。
ちなみに、シンクの下にしまわれている有次の和包丁は、みるまゆさんが大切にしているキッチングッズの1つ。世界に1本しかない“みるまゆ”の名前入り、じつはご主人からのプレゼントとか。