My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所
みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。
Text : Rumiko Igaki Photo : Urara Nakamura,Yoshimi Nair(前編3p)
- 機能的なキッチンとリラックスできるリビングのマリアージュ
- ナチュラルな中にモダンで洗練された雰囲気のお宅は、設計士さんと綿密に打ち合わせて考えたデザイナーズハウス。「参考にカーサブルータスなどを見ましたが、家のデザイン的な部分はお任せしました。くつろぐだけじゃなく仕事でも使うことも考慮しています。家での撮影がはかどるのが理想ですし、これからは、仲間とスパイスの研究会などもできるような場としても考えています。」 家族でおしゃべりしたり笑ったり、時には仕事に集中したり。夏の日差しが降り注ぐキッチンは、ナイルさんの憩いの場でもあり、大切な仕事場でもあります。
- 仲間たちとの新しいスパイス料理の探求
- 1949年に創業したナイルレストランの三代目として店に立ち、メディアにも活躍の場を広げているナイルさん。これから、どんな活動をしていこうと思っていますか? 「ヌーベル・インディア(創作インド料理)を探求していきたいです。」 ヌーベル・インディアとは? 「スパイスを使った新しいスパイス料理…たとえばフレンチっぽい要素のものとスパイス料理を組み合わせてみたり…今、スパイス番長たちとそのような活動やイベントもしています」 では、最後に…いつもお忙しい印象がありますが、1か月お休みが取れたらどうしますか? 「普段時間が無いのでレシピ本の撮影など仕事を入れると思います。というか…そうしています(笑)。」 歴史ある店を継承していくナイルさん。奢ることなく、休みの日もお仕事に邁進しているナイルさんらしい返事に様々な年代の方にナイルさんもお店も愛されている秘密を感じました。