My Precious Kitchen 世界一楽しいわたしの台所

みんなのお家のキッチンやごはんのこだわりをちょっぴり教えてもらいましょう。我が家にも使えるヒントや暮らしがもっと楽しくなるコツがあるかもしれません。好きなものに囲まれて美味しい料理と笑顔があれば毎日もきっと楽しくなるはずです。

Text : Shunsuke Ohno　Photo : Urara Nakamura（前編1～2p、後編1～3p）, Melonpan（前編3p）

天体望遠鏡のあるリビングダイニング: 白い壁をガーランドのフラッグや星が彩っていたり、飾り棚にはお子さんたちとの想い出のアルバムが並んでいたりと、まるでキッズカフェのような楽しい雰囲気のリビングダイニング。
「木製の家具を中心に、カフェというブログ名にしっかり応えられるよう座って心地良い空間を心がけています」。素材の異なる椅子の組み合わせもカフェみたいでいい感じ。
窓際に置かれた2台の天体望遠鏡は、ブルーはお子さんたちが、そしてレモンイエローはめろんぱんさんが長年愛用しているもの。「木星の縞模様や土星の輪も観測できる本格的なもので、いつか子どもたちに託して一緒に星空探検したいと願っています」。目を引くカラーリングで、インテリアとしても愛らしいんです。

アイデアと遊び心いっぱいの「食」と「暮らし」: 「毎日、心のこもったおいしい手づくり料理を。それが簡単でがんばりすぎないものなら最高です！」というめろんぱんさん。この日も、とっても贅沢なデザートプレートでおもてなしいただきました。
粉類なしの濃厚な「半生ガトーショコラ」、しっとりやわらかな「りんごのパウンドケーキ」、そしてクリームチーズをつけていただく「紅茶とバニラの超簡単クッキー」と、つくりやすいうえにおいしい、そんなやさしさが込められたレシピばかり。だから、口に入れた途端に何だかほっとするんです。
カメラも趣味のめろんぱんさん、「できるだけ手順の写真を並べて、目で見て伝わるようにしています」とブログの写真にも気遣いが。「そして、とにかく撮影はスピーディーに！隣で子どもたちが食べるときを待っていますので(笑)」
ちょっとしたアイデアや遊び心を効かせて、家族と毎日の「食」を、そして「暮らし」を楽しむ。学校から帰ってきたお子さんたちが、今日もママのキッチンに駆け込む様子が目に浮かびます。