2010年12月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。
ジャムの記事一覧

こんにちは。
毎日寒いですね。
先日近所の八百屋さんに行くと、可愛い小粒苺が2パックでとってもお買い得価格になっていました。
もちろん、迷わず購入!
最近色々な品種の苺が出回っていて、どれも甘くて美味しいのですが。。。サイズが大きい。
私としてはやはりこのちょっと「小さすぎ?!」なくらいの可愛らしい小粒苺に心惹かれてしまうのです。
ジャムにした時に、コロコロッとしてとっても愛らしいし、
味だって、甘みと酸味のバランスがとれていて、お菓子作りには丁度良いのです。
今回はそんな小粒苺を使ったとろりとしてミルキーな「苺みるくジャム」を紹介します。
・・・苺みるくジャム レシピ・・・
(出来あがり量・約400ml)
苺(小粒) 250g
砂糖 250g
生クリーム(脂肪分47%) 200ml
・・・作り方・・・
1.苺は洗ってヘタを取り、砂糖をまぶしておく。
2.苺から水分が出てきたら鍋に入れ、中火にかける。ぶくぶくと煮立ってきたら弱火にし、灰汁をとりながら煮詰める。
3.煮詰まって、シロップにとろみとツヤが出たら沸騰直前まで温めた生クリームを少しずつ加える。その際木べらでよく混ぜ合わせる。
4.再びとろみが出てくるまで混ぜながら煮詰める。
5.煮あがったら熱いうちに保存容器に入れて冷ます。
・・・point・・・
*煮あがりを見極めるには、冷たい水をコップに入れ、そこにジャムをスプーンで少しすくって落とし入れる。ジャムが散らずに底まですとんと落ちたらまずはOK。
更にコップの水のみを捨て、残ったジャムを指で触りぷよぷよっとしていれば煮あがり。
ここで注意するのは、煮詰め過ぎないこと。「ちょっと柔らかいかな?」と思うところで火を止めましょう。
冷めると思った以上にかたまります。
また、色も煮あがり時には赤みが強いですが、次第に白っぽくなります。
2010年2月19日 08:10
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いよいよ4月になりましたね。
この数日、私の花粉の症状はすっかりと治まり、気持も晴ればれスッキリとした日々を過ごしています。
この週末には桜が見ごろになりそうなので、思い切ってマスクをせずに、お花見にでも出かけてみるつもりです。
さて、そんなスッキリとした気分で今日紹介するのは、今が旬の「清美オレンジ」を使ったカード。
カードって初めて耳にする方もいらっしゃるでしょうか?
イギリスの伝統的なスプレッドで、パンやスコーンに塗って食べるとろりとしたクリームです。
主にレモンを使って作られるのですが、オレンジやはっさく、グレープフルーツなどどんな柑橘類でも作ることが出来ます。
ジャムやマーマレードとは一味違ったリッチでクリーミーな味わいは、病みつきになる方も多いでしょう。

・・・清美オレンジのカード レシピ・・・
(出来上がり量約350ml)
卵 2個
砂糖 100g
清美オレンジの果汁 100ml(約2個分)
無塩バター 100g
・・・作り方・・・
1.オレンジは洗って横半分に切り、果汁を絞る。
2.ボウルに卵を割り入れ、よく溶きほぐしたら砂糖とオレンジ果汁を加えて混ぜ合わせる。
3.バターをレンジにかけて溶かし、2のボウルに加えてよく混ぜ合わせる。
4.3をホウロウの鍋に漉して入れ、ゴムベラで底を混ぜながらごく弱火で煮詰める。
5.ゴムベラですくった時に、ドロリとまとわりつく位の濃度(写真右参照)になったら火を止め、煮沸消毒した保存瓶などに入れて冷ます。*冷めたら冷蔵庫で保存する。
・・・point・・・
●煮詰める時の火加減はごく弱火を守ってください。火力が強いと卵が固まってしまい、舌触りの悪いクリームになってしまいます。
●果汁はきっちり100mlでなくても大丈夫!多少前後しても問題ありません。
●オレンジよりも酸味の強いレモンを使って作る場合は、砂糖を30〜50g増やした方が美味しいです。
2009年4月 2日 22:29
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杏が美味しい季節ですね。
うちの近所のスーパーにも、大ぶりの杏が並んでいました。
早速買って食べてみたけれど、やはり杏は火を通した方が、酸味と甘みが増して美味しいみたい。
昨年はコンポートにしたので、今年はジャムを煮てみました。
一晩よ〜く冷やしてから、翌朝味見をしてみると。。。
おいしぃ〜〜〜〜っ!
やはり作りたてのジャムは風味が違う!
シンプルな食パンにも合うけれど、ドライフルーツやナッツ入りのパン(これはアリエッタのパン)に付けると最高です。
沢山作ってお裾分けしたら喜ばれると思いますよ〜♪
・・・アプリコットジャム レシピ・・・
杏 500g
砂糖 250g
水 50cc
・・・作り方・・・
1.杏はヘタを取り、よく洗って水気をふき取る。実の中央のくぼみに沿って包丁を入れ、手でひねるようにして半分に割る。(種は包丁の角を使ってえぐるようにして取る。)
2.ホウロウの鍋に杏と砂糖と水を入れ、よく混ぜ合わせる。
3.中火にかけて、底が焦げないように混ぜながら煮詰めていく。
4.トロトロッとして艶のある状態にまで煮詰まったら火を止めて、熱湯殺菌しておいた保存瓶に詰める。(瓶いっぱいに詰め、ゆるく蓋をして冷ます。冷めたらしっかりと蓋を閉める。)
・・・シンプルラッピング・・・
今回は、作って楽しい♪もらって嬉しい!の簡単ジャムカバーの作り方を紹介します!用意するのもは、お好きな布と紐。
布は瓶よりもやや大きめにピンキングばさみでカットしておきます。(ピンキングばさみで切ると端がほつれません)
そして、ジャムを入れる保存瓶は何でもOK!
ちなみに私のは、市販のジャムの空き瓶。
そして、文房具屋さんでよく売っているラベルにスタンプを押して、オリジナルラベルを作って貼って仕上げます。(ABRICOTとはフランス語で「杏」の意味です)
作った日付も入れておくと、いつまでに食べきるか計算できて親切ですね。
*ラベルは手書きでも可愛いと思います。

瓶の蓋の部分に布をかぶせ、紐で縛って結ぶ。
ラベルを貼って完成〜!
上の写真にあった水玉の布でもやりましたが、ポップな感じになってとっても可愛かったです。
送る相手の好みに合わせて布や紐を組み合わせたり。。。
贈る側もとっても楽しい!
ついつい溜まってしまう空き瓶も、活躍の場が広がりそうですね♪
2008年7月 8日 23:37
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山崎 しづか
子供の頃から好きだったお菓子作りの道へ。
2005年に出産してからは、息子の為におやつを作ることが日課となり、すっかりおやつ作りの虜に。
手軽な材料で作る簡単おやつを、ちょっとだけ可愛く食べるのが好き。
お菓子イベントやケータリングのユニット「coucouspoon」の活動も行っている。
著書「やさいのおやつ」(ヴィレッジブックス)が好評発売中。
ブログ「
わたしのおやつ。こどものおやつ。」も要チェック!
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