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やさいとくだもの。おやつじかん。

2010年12月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

2008年7月の記事一覧

ジューシー!桃プリン。

IMG_1033.jpg夏から秋にかけて、沢山の果物が店先に並びます。

私は暑い夏が苦手だけど、この時期の実りの豊かさには感謝せずにはいられません。

特に、まぁるくて。。。ピンク色で。。。

赤ちゃんのほっぺたのように、産毛がほわほわと生えている、あの果物。

そう、桃!

桃の姿を見ただけで、幸せ〜な気持ちになるのは私だけでしょうか。(笑)

桃って、味わいも実に繊細で、何も手を加えずにそのまま食べるのが一番美味しい!

と胸を張って言える果物ランキング第1位!(私の個人的な意見ですが)

だけど。。。

なのに。。。

今日はその「何も手を加えないのが一番美味しい」桃に、ちょこっとだけ手を加えてみたおやつを紹介してみたいと思います。

その名も「桃プリン」。

マンゴープリンの桃ヴァージョンと思ってください。

桃自体には全く火を通さずそのままの味を生かしているので、フレッシュ&ジューシー!

これは桃好きな方にもきっと喜んでもらえる一品ではないかと思います。

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 ・・・・桃プリン レシピ・・・

(4人分)

桃(大玉)     2個(正味450g程度)

レモン汁     大さじ1

牛乳       150ml

砂糖        50g

板ゼラチン     5g

生クリーム    50ml

 

・・・作り方・・・

1.板ゼラチンは、冷たい水に浸して柔らかくしておく。
2.桃は皮を剥いて、種を取り出す。
3.桃の実をボウルに入れ、ホイッパーでザクザクと細かく潰しレモン汁をかけて混ぜておく。(桃の潰し加減はお好みで)
4.手鍋に牛乳50cc(分量内)と砂糖を入れ火にかける。
5.牛乳が温まって砂糖が溶けたら火を止めてゼラチンを加えてよく混ぜて溶かす。そこに残りの牛乳を加えてよく混ぜ合わせる。
6.生クリームを加えてよく混ぜ合わせ、漉しながら桃に加える。
7.氷水にあてて、時々ゴムベラで混ぜながらよく冷やす。(とろみがつくまで)
とろみがついたら器に流し入れ、冷蔵庫で1時間以上かけて冷やし固める。

・・・ポイント・・・

桃は皮がするりと剥けるような、食べごろのものを使ってください。

まだ熟しきっていない固い実は向きません。

なるべく実の色が赤いものを使うと、綺麗なピンク色に仕上がります。

 

 

・・・簡単ラッピング・・・

今日は何故「weck」の瓶に入っているのかと言うと。。

そのままお裾分け出来ちゃうから♪

小さめのものに入れれば、一人分。

大きめのものに数人分一緒に入れて、取り分けて食べてもらうのも良いと思います。

何度でも使えるので、もらった方がまた更に誰かにお裾分けする時にも使ってもらえるかも。

美味しい連鎖が広がる予感。。。

そんな幸せな妄想が膨らむラッピング。。。あると思いますっ。(天津木村風)


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2008年7月29日 23:52 | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(1)

簡単!あずきアイス。

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こんにちは。

毎日暑いですね〜!

いつもならとっくにオーブンを封印してしまう時期なのに、今年はいまだ毎日のように稼動させています。

異常な程暑がりの旦那が、よく黙って我慢してくれているなぁ。。

ごめんね、旦那。

そんな暑い毎日に、家族に作ってあげたいのがアイス!

アイスやシャーベットって意外と簡単に作れてしまうので、大好きな「ピノ」を除いては手作りのものを食べる事が多いです。

そして今回紹介するのは、「あずきアイス」。

と〜っても簡単に作れます!

お菓子作りをした事がない方、またはお子さんでも簡単に作れてしまうので、是非作ってみてください♪

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・・・あずきアイス レシピ・・・

(4人分)

あずきの缶詰    1缶(200g)

生クリーム      200ml

 

・・・作り方・・・

1.生クリームを氷水に当てながら泡立てる。

2.ソフトクリームのように柔らかめのツノが立つ位まで泡だったら、あずきを加えてしっかりと混ぜ合わせる。

3.好みの器に生地を詰めて、冷凍庫で冷やし固める。

*食べる際には、少し常温においてやや溶け始めた頃が美味しいです♪

 

 

 

今回私がアイスを詰めたのは紙コップ。

150ml用です。

なかなか可愛い紙コップに出会う事って少ないのですが、アスクルのものはいつも可愛いデザインなので、シーズンごとに数種類購入しています。

今回のようにアイスを詰めても可愛いですし、シフォンケーキの生地を流して焼くと、お裾分けにも便利!そのままラッピング出来るところも嬉しいですね♪

 

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2008年7月22日 01:49 | この記事のURL | コメント(10) | トラックバック(0)

白ゴマとはちみつのブランマンジェ。

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夏がきましたね〜。

暑くて食欲減退中です。(珍しく)

そんな時、私はいつも「とぅるんっ!」とした食べ物が食べたくなります。

ゼリーとか、寒天とか。。。

今日ご紹介する「白ゴマとはちみつのブランマンジェ」も、我が家の夏の定番おやつのうちのひとつです。

ゼラチンをギリギリの所まで減らしているので、かなりフルフルな仕上がり。

このフルフルさがこのおやつの命とも言えます。

IMG_0438.jpg  こんなにフルフルです。

そして、もうひとつこだわったのが、甘み。

最近いただく事が多く、勝手にご縁を感じているのですが(笑)

盛岡市で親子三代にわたって養蜂場を営んでいるという「藤原養蜂場」さんのはちみつ。

取り扱っているはちみつの種類がハンパじゃない!

それに、利き酒ならぬ「利き蜜」なんかもあって、はちみつ好きにはたまりせん!

そして今回使わせていただいたのは「菩提樹」のはちみつ。

お釈迦様が悟りをひらいたと言われているのが菩提樹の木の下。

その花の蜜もまた崇高で繊細な味がします。

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砂糖を使わず、はちみつだけの甘みで仕上げたブランマンジェ。

ふんわり優しい味がします。

暑い夏の午後。

のんびりと過ごすおやつの時間に是非召し上がってみてください。

 

・・・白ゴマとはちみつのブランマンジェ レシピ・・・

(4人分)

牛乳         200ml

はちみつ       大さじ2

白ゴマペースト   大さじ2

板ゼラチン        3g

生クリーム     100ml

<仕上げ>

生クリーム      50ml

はちみつ      小さじ1

白・黒ゴマ      適宜

 

・・・作り方・・・

*板ゼラチンは冷たい水に浸して柔らかく戻しておく。

1.鍋に牛乳とはちみつを入れ、沸騰しない程度に温める。

2.温まった1に、ふやかしたゼラチンを加えてよく混ぜて溶かす。この液を白ゴマペーストに少し加え      てダマがないようによく混ぜてから、鍋に加えてよく混ぜ合わせる。

 3.生クリームを加えて混ぜ合わせたらボウルに移し、氷水に当てながら冷やす。(時々ゴムベラで混ぜる)

4.よく冷えて液にとろみがついたら器に流し入れ、冷蔵庫に入れて冷やし固める。(1時間くらい)

5.仕上げ用の生クリームにはちみつを加え、ホイッパーを使って極ゆるく泡立てる。

6.固まったブランマンジェの表面に5を流し、飾りのゴマをのせる。

*はちみつはお好みのものを使ってください。

 

・・・今回はラッピングはおやすみします・・・

2008年7月16日 01:27 | この記事のURL | トラックバック(0)

アプリコットジャムと簡単ジャムカバー

IMG_0514.jpg杏が美味しい季節ですね。

うちの近所のスーパーにも、大ぶりの杏が並んでいました。

早速買って食べてみたけれど、やはり杏は火を通した方が、酸味と甘みが増して美味しいみたい。

昨年はコンポートにしたので、今年はジャムを煮てみました。

一晩よ〜く冷やしてから、翌朝味見をしてみると。。。

おいしぃ〜〜〜〜っ!

やはり作りたてのジャムは風味が違う!

シンプルな食パンにも合うけれど、ドライフルーツやナッツ入りのパン(これはアリエッタのパン)に付けると最高です。

沢山作ってお裾分けしたら喜ばれると思いますよ〜♪

・・・アプリコットジャム レシピ・・・

杏    500g

砂糖  250g

水    50cc

・・・作り方・・・

1.杏はヘタを取り、よく洗って水気をふき取る。実の中央のくぼみに沿って包丁を入れ、手でひねるようにして半分に割る。(種は包丁の角を使ってえぐるようにして取る。)

2.ホウロウの鍋に杏と砂糖と水を入れ、よく混ぜ合わせる。

3.中火にかけて、底が焦げないように混ぜながら煮詰めていく。

4.トロトロッとして艶のある状態にまで煮詰まったら火を止めて、熱湯殺菌しておいた保存瓶に詰める。(瓶いっぱいに詰め、ゆるく蓋をして冷ます。冷めたらしっかりと蓋を閉める。)

 

・・・シンプルラッピング・・・

IMG_0606.jpg今回は、作って楽しい♪もらって嬉しい!の簡単ジャムカバーの作り方を紹介します!用意するのもは、お好きな布と紐。

布は瓶よりもやや大きめにピンキングばさみでカットしておきます。(ピンキングばさみで切ると端がほつれません)

そして、ジャムを入れる保存瓶は何でもOK!

ちなみに私のは、市販のジャムの空き瓶。

 

IMG_0547.jpg そして、文房具屋さんでよく売っているラベルスタンプを押して、オリジナルラベルを作って貼って仕上げます。(ABRICOTとはフランス語で「杏」の意味です)

作った日付も入れておくと、いつまでに食べきるか計算できて親切ですね。

*ラベルは手書きでも可愛いと思います。

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瓶の蓋の部分に布をかぶせ、紐で縛って結ぶ。

ラベルを貼って完成〜!

上の写真にあった水玉の布でもやりましたが、ポップな感じになってとっても可愛かったです。

送る相手の好みに合わせて布や紐を組み合わせたり。。。

贈る側もとっても楽しい!

ついつい溜まってしまう空き瓶も、活躍の場が広がりそうですね♪

2008年7月 8日 23:37 | この記事のURL | トラックバック(0)

ブルーベリーマフィン&簡単ラッピング

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こんにちは。

solaです。

相変わらずのバター不足ですが、お菓子作りにはどうしてもバターが必要な時があるので、そんな時はとっても困ってしまいます。

先日、突然旦那が「バターが売ってたから買ってきたよ〜!」と意気揚々と帰ってきたので、見てみると、なんと「食塩入り」のバターでした。

通常お菓子作りには「食塩不使用」のものを使うので、ちょっとガッカリ。(旦那ごめん!でも嬉しかったよ!)

でもでも。

私が子供の頃にお菓子作りをしていた時には、「食塩不使用バター」なんて無かった気がするし、お菓子作りを長くしている母も、よく普通のバターを使ってマドレーヌやクッキーなんかを作ってくれていたっけ。

そう思いなおして、食塩入りのバターでブルーベリーマフィンを焼いてみました。

私は少し塩気があるお菓子が好きなので、出来上がりには大満足!

塩の存在はやや感じるものの、かえってその少しの塩気が食欲をそそります。

ちょっと前に流行った「塩キャラメル」や「塩アイス」と同じように、「塩マフィン」なんて名前をつけてみてもいいかもしれない?

なんてね。(笑)

是非お試しください。

・・・ブルーベリーマフィン レシピ・・・

(直径7cmのマフィン型5個分)

有塩バター   60g

砂糖       60g

卵(Lサイズ)   1個

牛乳      大さじ2

薄力粉     100g

ベーキングパウダー 小さじ1/2

ブルーベリー   60g

・・・作り方・・・

1.常温に戻して柔らかくしておいたバターをボウルに入れ、ホイッパーを使ってよく練る。

2.砂糖を加え、ふんわりとして白っぽくなるまでよく擦り混ぜる。

3.溶いた卵を2〜3回に分けて加え、その都度よく混ぜる。

4.牛乳を2回に分けて加え、その都度よく混ぜる。

5.薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるい入れ、ゴムベラを使って混ぜ合わせる。半分位混ざったあたりでブルーベリーを加え、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる。(混ぜ過ぎないこと)

6.マフィンカップをセットした型に生地を入れ、160度のオーブンで25分ほど焼く。

7.焼きあがったら型から出して、ケーキクーラー等にのせて冷ます。

*今回、ブルーベリーは冷凍のものを使っています。その場合は解凍せず、使う直前に冷凍庫から出して加えてください。解凍してしまうと、生地が紫色になってしまうので注意!

*卵と牛乳は常温に戻してから使うと分離しにくくなります。

 

・・・シンプルラッピング ・・・

IMG_9828.jpgおうちメイドの簡単おやつのお裾分け。

肩の力を抜いたラフなラッピングの方が、もらう方も気が楽ですよね。

最近私がよく使うのはマスキングテープ。

↓コチラのサイトでは、チェックのものからレース柄まで色々と揃っています。

http://zakka-hirondelle.com/shop/wrap/wrap_tape.htm

このマスキングテープをクリスタルパックにペタッと貼るだけで、オリジナリティのあるラッピングに変身!

かなり使えます。

この場合、テープ自体に存在感があるので、口を結ぶリボン(紐)は麻紐などのシンプルなものがおススメです。

そして、このマスキングテープを使って今回焼いたマフィンをラッピングすると。。。

↓こんな感じ。

私はこの位の使い方が好きです。

好みに合わせて色や柄を組み合わせてみると楽しいですね!

IMG_9948.jpgお試しあれ〜。

*まだイマイチ編集の仕方が分からなくて。。。写真が全て大きくなってしまったので見にくかったらすみません。

少しずつ慣れていきますので、また覗いてくださいね☆

sola

 

 

2008年7月 1日 21:02 | この記事のURL | コメント(4) | トラックバック(0)



山崎 しづか

子供の頃から好きだったお菓子作りの道へ。
2005年に出産してからは、息子の為におやつを作ることが日課となり、すっかりおやつ作りの虜に。
手軽な材料で作る簡単おやつを、ちょっとだけ可愛く食べるのが好き。
お菓子イベントやケータリングのユニット「coucouspoon」の活動も行っている。
著書「やさいのおやつ」(ヴィレッジブックス)が好評発売中。
ブログ「わたしのおやつ。こどものおやつ。」も要チェック!

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