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2017年9月 1日

シナモンプラスで!中華風きのこと豚肉の炊き込みご飯

こんにちは!ヤミーです。

今月のスパイスブログのテーマは「スパイスで秋色の食卓」。

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料理に旬を取り入れるには、旬の食材を使うことが一番ですが、今は通年手に入るものが多くなりましたよね。

そんな中で季節感を出すにはどうしたらよいか、というと、香りも大きな要素のひとつです。

昨年から、京都の料亭の料理人さんたちの料理講習会に行き、日本料理についてお勉強しているのですが、その中で旬を感じさせる要素として、やはり「香り」も重視するとおっしゃってました。


では、今回のテーマ「秋」らしい香りとは。

それは、”あたたかみを感じるような香り”や”ちょっと土っぽい香り”です。

どんな香りかというと、

クミンやカルダモンのようなスッキリスパイシーな香りやフレッシュハーブの香りではなく、クローブやシナモン、八角のような、ほんのり甘みと温かみのある香りが”秋らしい”イメージ。
これらの香りは、ちょっと重めに感じるので、夏よりも涼しくなってきてからの方が使う気になると思います。



ということで、前置きが長くなりましたが、今回は”秋らしい”料理にするために「シナモンスティック」を使います。


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いつものしょうゆ味の炊き込みご飯に、シナモンの風味をプラスすると、秋っぽく、そしてそれだけでなく中華風に感じる味になります。

シナモンというと、スイーツイメージがあるかもしれません。

ですが、実は中華料理にもよく使うスパイスです。

シナモンの香り+しょう油味でかなり中華風になるんです。


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作り方は炊飯器まかせ。

まずは研いで浸水させたお米にごま油をまぶして、具とシナモンスティックを一緒に炊飯器に入れて炊くだけ。

お米に油をまぶすことで、あらかじめ具を炒めなくても出来る作り方です。

こんなに手軽ですが、シナモンのおかげで炊いているときから秋らしい香りが!



そして食べてみると、なんだか中華風。

香りって、料理の印象を左右するということがとてもよくわかると思います。


いつものしょうゆ味の煮込み料理にも、シナモンをプラスすると秋っぽい、そしてちょっと中華っぽいイメージになります。

ぜひぜひ、スイーツだけでなく、料理にシナモンを使ってみてくださいね。




中華風きのこと豚肉の炊き込みご飯
材料:4人分 調理時間:1時間ほど
米 2合
しめじ 50g
まいたけ 50g
しいたけ 2枚
豚ばら肉(薄切り) 100g
A酒 大さじ2
Aしょうゆ 大さじ2
Aみりん 大さじ1
ごま油 大さじ1
GABANシナモンスティック(セイロンシナモン) 1本
いりごま(白)適量

作り方:
1、米は研いで30分浸水する。その間に、しめじとまいたけは石づきを切り落として食べやすくほぐし、しいたけは軸を取り除いて細切りにする。豚肉は短冊に切ってボウルに入れ、Aを加えてもみ込む。
2、米の水をしっかりと切って炊飯器の内釜に入れ、ごま油を加えて全体を混ぜ合わせたら、1を加え、(豚肉はつけダレごと)シナモンスティックを半分に折って入れる。
3、通常の水加減にして炊き、炊き上がったらさっくりと混ぜ合わせる。器にもりつけ、ごまを散らす。

※ごま油を先に米にまぶすのがポイントです。忘れずに!

※シナモンスティックは折った方が香りがしっかりと出ます。



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