2011年5月20日
ガラムマサラでお手軽に♪スパイシーなヨーグルトサラダ、ミックス野菜ライタ
ガラムマサラと言えば、一番に思い浮かぶ使い方は、カレーの仕上げにひとふり、でしょうか。
市販のレトルトカレーもいつものおうちカレーも、ぐっと本格的でスパイシーな味に仕上げてくれる、優秀なミックススパイスですよね。
私もずーっとそんな風に使ってきました。
ですが、ガラムマサラはもっと使えるヤツなんです。
たとえば、いつもの野菜炒め。
これに胡椒を加えるのと同じようにガラムマサラを加えれば、インド料理のサブジのようになるし、チャーハンを作るときにしょう油の代わりに加えれば、インドのピラフ、ビリヤニのようになります。
そう。
つまりは、普段の料理に使えば、あっという間にインドの味になるという訳。
ではカレー粉とはどう違うの?というと、色付けのターメリックと辛み付けの唐辛子が少量なので、カレーのあの色と辛さはあまりなく、より複雑なスパイスの香りがする、という感じ。
私はカレー粉もミックススパイスとして、様々な料理に使いますが、どうしても黄色い色がついてしまうのと辛みが調節しにくいのがネック。
その点ガラムマサラなら、さらに幅広く使えてしまうのです。
で、特におすすめなのが、今回のライタ。
ライタとはインドのヨーグルトサラダのこと。
野菜を細かく刻んで、塩とレモンとスパイスで味付けしてヨーグルトで和えるディップのようなサラダです。
そのままおかずのひとつとして食べたり、先ほど出てきたビリヤニというピラフにかけて食べたり、ナンやチャパティなどのパン類につけて食べたりします。
辛い料理をマイルドにしてくれ、油っぽい料理の合間に食べればさっぱりとさせてくれる存在です。
ライタは様々な作り方があって、使うスパイスも様々。
インドの家庭ならば、その時々の材料と気候に合わせてスパイスを選ぶのでしょうけど、そこまでは私には難しいので、大概カレー粉やガラムマサラでを使って手軽に作っています。
特にガラムマサラはヨーグルトとの相性も良いし、カレー粉のように黄色い色もつかないのでおすすめなのです。
ライタは副菜な感じの料理ですが、これだけでも十分主役になる存在。
私はこれを白いご飯にかけて食べるのも好きなのですが、ヨーグルトをごはんに!?と抵抗のある方もいると思うので、バゲットを添えました。
ライタとパンで蒸し暑い日のランチにどうぞ。
スープとパンのランチが夏の間はこれに代わる感じ。
みずみずしい野菜とスパイシーな香りで、だる〜い体がしゃきっとします。
夏風邪をひいてしまったときにも良いですよ。
余談ですが、学生の頃、インド旅行中に高熱を出してダウンしたことがありました。
忘れもしない、一番の目的地だったジャイプールでのこと。
熱が下がらず何も食べられず、ひたすら2日間寝込んでいたのですが(結局ジャイプールではホテルから一歩も出られなかった。泣)、宿の人が心配して部屋に運んでくれた料理が、山盛りの白いごはんとヨーグルト、そして塩でした。
その時はインド料理の知識がなかったので、日本人だから白米を用意してくれたのだろう、でもごはんだけでは食べられないよ〜塩をかけて食べるってことかなー?と思って、ヨーグルトだけ食べたのですが、あれはきっとヨーグルトに塩を混ぜて、ごはんにかけるのだったんだろうとな、と今では思っています。
ヨーグルトなのに塩を添えられていたのも意味が分からず、え〜何で塩ー!?と思ったものでした。
今なら迷わず塩ヨーグルトをごはんにかけて食べるのに。。。
きっとこれは弱った体に良いということで出してくれたのでしょうね。
ミックス野菜ライタ
材料:2人分 調理時間:15分
玉ねぎ 1/8個
きゅうり 1本
トマト 1個
★しょうが すりおろして小さじ1
★塩 小さじ1/2
★GABANガラムマサラ<パウダー> 小さじ1/4
レモン汁 小さじ2
ヨーグルト(無糖) 良く混ぜ合わせて1カップ
GABANガラムマサラ<パウダー> 適量
作り方:
1、玉ねぎは粗みじん切りにし、きゅうりとトマトは1cm角くらいに切る。
2、ボウルに1と★を入れて良く混ぜ合わせ、レモン汁も加えたら味がなじむまで10分ほど置いておく。
3、2にヨーグルトを加えて混ぜ合わせ、器に盛り付けてガラムマサラを振りかけたら出来上がり!
*2で出てきた野菜の水分は捨てません!大事な栄養とうま味なのでそのままヨーグルトを加えてください。
*他に生で食べられる野菜ならお好みで何でも。揚げ焼きにしたなすでも美味しかったです!
最新記事
今が旬の人気レシピ
スペシャルアンバサダー連載記事
スペシャルアンバサダー スパイスレシピ&コラム
-
毎⽇のかんたん絶品ごはんが大人気♪
-
世界の料理をおうちでお手軽に♪
-
スパイスが役立つ時短料理♪
-
簡単!お手軽!毎日使えるスパイス活用術♪