2011年1月14日
サフランは味噌や醤油のように♪洋風ブリ大根
サフランを使う料理と言えば、パエリアやブイヤベース、サフランライス。
これらを作るために買ってみたものの、あとは何に使ったらいいのやら。。。
きっとそう思っている方って多いですよね。
私もその一人だったりします。
サフランの特徴と言えば、魚介の臭みを和らげて独特の香りをつけ、そしてきれいな黄色になること。
なので魚介のホイル蒸しの時にちょっとお魚の上に乗せてみたり、マリネ液に加えてみたり。
だけど、なかなか「こう使えば良い!」という決定的なものがなくて、やっぱりちょっと持て余し気味でした。
で、今回サフランがお題のひとつということで、私の裏テーマは、サフランが使いこなせる魔法の方法を探せ!(無理だったらほかのスパイスにしよ〜と思いつつ)
考えに考え抜きましたよ〜。
サフランを使う料理を調べまくり、どのような意味合いで使っているかを考え、自分の普段の料理にはそれがどう当てはまるかを考え、たどり着いた答えは、
サフランは醤油や味噌のように使え!
サフランが合う素材と言えば、はじめに上げた料理からもわかるように、魚介と米。
ほかに野菜や鶏肉などにも使うことはありますが、やっぱり断然魚介や米に合うと思うし、それらに合わせる料理が多いいのです。
魚介料理・米料理といえば、日本人は得意技。
簡単なところでは焼き魚や魚介の入ったお鍋。
ちょっと高度に魚の煮付け。
米料理はもちろん、きっと誰でも1品くらいはちゃちゃっと作れるのではないでしょうか。
で、日本で食べられている魚介や米と、ヨーロッパで食べられている魚介や米に違いがあるかというと、細かい違いはあれど、大きく変わることはありません。
タラも鮭もマグロも食べられています。
では何で和食と洋食とに分かれるかというと、それは味付け。
醤油と味噌で味付けすれば和になるし、塩+スパイスで味付ければ洋になるわけです。
ということは、醤油と味噌に塩+スパイスを置き換えられるかも?という予測が立ちますよね。
なので、いろんな日本の魚介料理の味付けを塩+サフランに置き換えてう〜むと想像。
すると、けっこうどれも合いそうなのです。
ブリ大根、さばの味噌煮、カレイの煮付け、あら汁、魚介鍋、魚の味噌漬けなどなど、サフランのあの独特な風味が、醤油や味噌によって加えられる風味と置き換えが出来そうです。
想像できまたか?味を想像するのが難しい??
と、思いますので、あえて今回はブリ大根の醤油を塩+サフランに置き換えただけのレシピにしました。
これが超美味しい♪そして美しい!
いつもの料理なのに、風味と盛り付けでフレンチ風です。
いつもとちょっと違う料理にしたいとか、お鍋のあまりのお魚があるけど、今日も同じ味付けじゃね、というときにぜひぜひサフランを試してみてください。
醤油や味噌が合う料理なら、たいがいサフランも合うはずですよ。
洋風ブリ大根
材料:2人分 調理時間:30分
ブリ切り身 2切れ(200g)
塩 小さじ1
大根 4cm
水 1/4カップ
サフラン 10本
A酒 大さじ2
砂糖 小さじ2
みりん 小さじ2
塩 小さじ1/4
パセリのみじん切り 適量
作り方:
1、ブリは3等分に切って塩をまぶし10分おく。その間に大根を2cm厚さのいちょう切りにし、耐熱容器に並べてラップをし、レンジ(600W)で2分30秒加熱して火をとおす。鍋に水とサフランをいれて色を出しておく。
2、1のブリを金ザルにいれて全体が白く色が変わるまで熱湯をかけ、水に浸けて鱗をとる。
3、水とサフランを入れた鍋にAと大根を加えて中火にかけ、大根にうっすらと色が付いてきたら2のブリを加え、落としぶた(ホイルでOK)をして弱火にし、10分ほど味がしみこむまで煮込んで出来上がり!
お皿に盛りつけてパセリを彩りに散らします。
*サフランは油分があると色が出にくいので先に水に浸して色を出します。
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