弁当連載：弁当パフォーマーまさきちのあるものだけでまいにち弁当

2012年10月をもって連載を終了させて頂きました。
たくさんの方にご愛読いただきましてありがとうございました。

まさきち

広島県生まれ。広島の広告代理店勤務を経て、現在福岡の地元企業に勤める。バツ2独身ひとり暮らし。弁当ブログ「おひとりさまの食卓」では、誰でも手軽に作れるレシピや使い切りテクニックと辛口でユーモラスな文章が人気。著書に「弁当の本（アールズ出版）」「弁当は人生だ！（文芸春秋）」がある。
http://masakichi3.
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ご挨拶と「茄子そぼろオム巻きむすび弁当」

はじめまして。
弁当パフォーマーまさきちです。
このたび縁あって、レシピブログさんで連載させていただくことになりました。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

レシピブログ編集部から頂いたご依頼メールに、

『たぶんクレームの嵐になりますが大丈夫でしょうか？』と返信してから

あっという間にこの日を迎えてしまいました（笑）

未だに恐縮で恐縮でたまりませんが、

レシピブログ編集部の勇気ある人選と広い心に感謝の気持ちを送りつつ、

ほぼ週一連載、『あるものだけでまいにち弁当』始まります。

コチラでは、今家にある食材だけで作れる弁当を中心に、

弁当便利グッズ、お役立ち調味料の耳寄り情報、ご質問の多い詰め方や

食材の使い回し方（＝コスプレ）、そして弁当への溢れる愛も交えて

お届け出来ればいいな、と思っています。あくまで希望です。

 

ブログ『おひとりさまの食卓』を普段からご覧いただいている方には

スピンオフとして、はじめましての方には、『弁当ってカンタンじゃん』と

少しでも思っていただければいいな、と思います。
これまた希望です。

 

さて、（一方的な）希望にあふれた連載第1回目は、

『同じ材料も展開次第で別の顔。

後から混ぜるか、先に混ぜるか、果たしてそれが問題だ！』の巻。

テーマ長っっ！

 

先日作った茄子そぼろ丼弁当

 

 

 

１回分の茄子そぼろが、もれなく残っておりました。

 

茄子そぼろと卵。
同じ材料を使って違う弁当を作ります。
人呼んで、『言わなきゃわかりゃしないわよ弁当』
万が一の指摘の場合は、『正解！天才！』と褒めちぎり、後ろを向いて舌出しましょう。

 

  

 

 

【茄子そぼろオム巻きむすび】

 

【材料】（１人分）
・茄子そぼろ・・１人分の量
・ご飯・・・１膳分
・卵・・・１個
・冷凍グリーンピース・・・３粒
・塩・・・適量
・油・・・少々

【作り方】
1）フライパンを熱し、キッチンペーパーで油を薄く敷き、

ときほぐし軽く塩こしょう（分量外）した卵で薄焼き卵を焼き、広げて冷ましておく。

2）温かいご飯に茄子そぼろを混ぜ、手に塩をつけ丸くむすび、

大きさに合わせて切った薄焼きを回りに巻く。

ここでポイント。
丸いむすびは、慣れないと結構難しいもの。
そういう時は、まず三角むすびをむすんでから、

角をちょっとずつ丸く修正して丸い形を作ってやるといいですよ。
あと、型抜きを利用するという手もありますね。
１００均などにもあるようですので、三角も苦手、という方は是非。

 

【茄子そぼろオム巻きむすび弁当】

 

 

・茄子そぼろオム巻きむすび・煮豆二種・たくあん・

のせて混ぜて食べる『茄子そぼろ丼弁当』から、

混ぜてむすんで『茄子そぼろオム巻きむすび弁当』に展開。
無駄なく飽きずに美味しく食べきる。お腹も心も大満足ですね。

茄子そぼろの弁当を、茄子柄の手ぬぐいで包みます。

 

 

1）手ぬぐいの真ん中に弁当箱を置き、

 

 

 

2）一方を手前に、

 

 

 

3）そしてもう一方を重ね、

 

 

 

4）両端を結び、

 

 

 

 

5）長い部分を挟み込む。

 

 

6）こんな感じね。

 

 

 

今回の弁当箱のように細長いものの場合には、

正方形より手ぬぐいの方が包みやすいですね。
包み方もホラ簡単。

 

今日の終わりは明日の始まりに続いています。
さて、次回はどこから何が転がり出ますことやら。
それはフタを開けてのお楽しみ。

ではまた来週！

2011年9月27日 11:00 | この記事のURL | トラックバック(0)