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ダイエット〜きなこ風味の牛乳かん
ほんのり甘くて優しい味わいの牛乳カン♪
口の中で崩れさる独特のやわらかさは
クセになる食感です。
思い出せば、ダイエットに取り組んでいたとき、
甘いものをガマンして、ドカ食いに走ったことがありました。
そんなきに役立ったのが
ノンカロリーの寒天を使ったお菓子です。
寒天を少量使ってよく溶かせば、
なめらかな口あたりに。
目指すのは、あんみつに入っているような独特の強い歯触り、
歯ごたえではなく、すっと割れて口の中で崩れる感覚の寒天。
このレシピの配合がベストだと思いました。
ひとつ覚えておきたいのは、
柔らかい寒天の弱点、離水という現象。
一度固まっても加熱時間が短いと、徐々に水分が分離してしまいます。
特に糖分を加えた後は、1割程度煮詰めるぐらいの加熱がよいでしょう。
寒天が溶ける温度は90度以上、
30度〜38度ぐらいで固まるといわれます。
フルーツなど酸味が強いものを加えるときは、
凝固力が弱まるので、寒天を少し多めに使うこと。
もしよく固まらなかったら、もう一度溶かして、
寒天の量を増やして固める方法もあります。
よかったら作ってみてくださいね。
■材料(ひとり分)
A
粉寒天 1g
水 100ml
牛乳 200ml
きび砂糖 大さじ2
好みできなこ+キャラメル 適量
*メープルシロップ、黒砂糖、黒蜜、小豆などを加えても。
■作り方
1 Aを鍋に入れ、中火で2分ほどよく混ぜながら寒天を煮溶かす。
2 牛乳を入れて、再度沸々してきたら、砂糖を入れてよく溶かす。
3 容器に入れて荒熱をとり、冷蔵庫で冷やす。
好みのたれやきな粉などをかける。
★美容成分 かんてん
主な成分は食物繊維(人間の消化酵素では消化されない食品成分)、便秘は肥満や肌荒れに効果があります。寒天の食物繊維は腸の中で水分を吸収し便をやわらかくすることで、便が体内移動しやすくなると同時に、腸壁を刺激して、ぜん動運動も活発にするため、便が出やすくなります。また、消化吸収時間を引きのばし、食後の血糖値上昇を抑制したり、血中コレステロール値を抑える効果もあるといわれています。

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪
ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!