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便秘解消〜たっぷり根菜の味噌トマト炒め
秋麗(あきうらら)、
穏やかに晴れ渡った日を表す言葉です。
最近は、照りつく太陽の日ざしが弱まり、
吹く風も涼やかになりましたね。
そんな秋の夜長を、ゆっくり過ごしたいときは、
季節の根菜をたっぷり使った作り置きおかずをよく作ります。
にんじん、ごぼう、大根、レンコンなど、
土の中で生命を育んだ根菜たちの成分には、
食物繊維が含まれ、多くの女性の悩みの種、
お通じの改善にも役立ちます。
また、根菜のシャキッとした歯ごたえは、
よく噛むことで満腹中枢を満たし、
ストレスによる食べ過ぎを防止してくれます。
私は、若い頃、よく上司に怒られていて、
家でお菓子を食べ過ぎてしまい、
2週間で5キロ太ったことがありました。
そんなとき、減量のためにも、根菜料理が
とても役立ったのをよく覚えています。
ぜひ、週末など、お時間のあるときに、たっぷり作り、
冷蔵庫で保存してみてください。
何かお家にあると、市販のレトルト食品などを食べずに、
美容にも健康にもよい生活をおくれます。
もし同じ味に飽きた場合は、小さく刻んで、オムレツに入れたり、
ご飯を加えてリゾットにしたり、洋風スープの具としても、
美味しくいいただけますよ。
よかったら、作ってみてください。
【材料】(2人分)
お好みの根菜(一口大) 2カップ
例 大根、ごぼう、レンコン、にんじん
長ネギ(一口大斜め切り) 1本
にんにく(みじん切り) 1片
オリーブオイル 大さじ1
★調味料
味噌トマトソース
トマトピューレ 大さじ3
味噌 大さじ1/2
みりん・酒 大さじ1
【作り方】
1 根菜は皮をむき一口大に切り、耐熱容器に入れ、電子レンジ(600W)で4分ほど加熱する。★の調味料は合わせておく。
2 鍋にオリーブオイル、にんにく、長ネギを入れ、中火で熱し、香りが出たら、1の根菜を加え、強火で炒める。
3 2に軽く焼き色がついたら、調味料を加え、中火に落とし、混ぜ合わせ、味をなじませる。
■ポイント
・2の工程で、長ネギとにんにくをオリーブオイルとよくなじませ、ネギ風味のにんにくオイルを作る。
・3の工程で味見をして、甘さが足りない場合は砂糖(きび砂糖)を、辛さが足りない場合は醤油を、
味にインパクトがない場合は塩を少々加え、味を調整する。
・根菜はあらかじめ、電子レンジ等で火を加えておくと、シャキッっと仕上げることができる。
・トマトは生や缶でもよいですが、そのまま加えると水っぽくなるので、必ず煮詰めて(ペースト状)使ってください。
■アレンジ
・ブロッコリーやピーマン、パプリカなどの緑黄色野菜や、カブ、アスパラガス、白菜、キャベツ、
シーフード、ソーセージなど、どんな素材を入れても美味しくできる。
■豆知識 保存容器について
保存容器の選び方は、2つのポイントがあります。1つ目は、保存するものを考えて、材質を選ぶこと。
2つ目は置くスペース等を考えて、形やサイズを選ぶことです。
・特に、乾燥した食品を保存する場合は、食品が容器を侵すこともないので、「金属」や「アクリル」の容器で、密封保存ができますが、
・水分を含んだ食品を保存する場合は、「金属」や「アクリル」では内側が腐食したり、痛む恐れがありますので、内側がガラスでコーティングされている「ホーロー」の容器がおすすめです。ホーローの素材は、酸・アルカリに強く、保存容器として、一番安心して使えます。みそ・だし汁・漬物など、日常料理に欠かせない食材を保存でき、サッと洗えて汚れがつきにくく長く使えるのも特徴です。また、プラスティックのフタは消耗品ですので、様子をみて、フタのみ買い代えるとよいでしょう

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪
ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!