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暑い夏に〜とろとろ冬瓜の梅煮込み

  

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とろとろ、ジューシー、
食感が楽しい夏野菜といえば、冬瓜です。
冬に瓜と書くのに、旬は6〜9月。
そのみずみずしく、柔らかな歯ごたえは、
疲れた体をそっと癒してくれるヘルシー食材です。

また冬瓜には、肌をキレイにするビタミンCや、
利尿作用のあるカリウムなど、美肌成分も
多く、低カロリーなのも、魅力のひとつ。

さて、今回はそんな冬瓜を使った一風変わった
アイデアレシピをお坊さんに教えてもらったのでご紹介します。

ポイントは、梅干しの種を使うこと。
冬瓜はタンパクな味のせいか、
ついつい、お塩やしょう油など、濃いめの味付けにしてしまいがち。
そんなお悩みを解消し、味わい深く
仕上げてくれるのが、梅干しの種です。

冬瓜の甘さやおだしのコク、
素材のよさを引き出してくれる梅干しの種パワー、
ぜひ、冬瓜と一緒に、煮込んでみてください。

昆布のおだし、梅の香り、
ふわっと鼻にぬける感じが、やめられなくて、
今日も朝食に食べました♪

■レシピ (2人分)
・冬瓜・・・1/8個
・梅干し・・・1個
・すりおろしショウガ・・・少々

<水溶き片栗粉>
・片栗粉・・・大さじ1
・水・・・大さじ1

<合わせだし>
・昆布だし・・・400cc
・薄口醤油・・・大さじ1
・酒・・・大さじ1
・みりん・・・小さじ2
・塩・・・小さじ1


■作り方
<下準備>
・ 昆布だしはとっておく。
昆布…30g 水…1000ml
昆布の表面を、固く絞ったふきんでさっとふき、
分量の水に昆布を20分〜30分つけ、中火にかけあくをとり、煮立つ直前に昆布をとりだす。

1 冬瓜は、一口大にカットし、梅干しは、種をとり、梅肉を細かく刻む。
2 <合わせだし>とダシを取った昆布、刻んだ冬瓜、梅干しの種を鍋に入れ、アクを取りながら、
40分ほど中弱火にかける。
3 鍋から冬瓜・昆布・梅干しの種をあげ、残ったダシに刻んだ梅肉とすりおろしショウガを入れる。
4 3を軽く沸騰させて、水で溶いた片栗粉を回し入れ、あんかけを作る。
5 取り出した具材を器に盛り、4のあんかけを回しかけできあがり。

■ 作り方のポイント
・ 冬瓜はとろとろになるまで煮込むと美味しい。
・ 梅干しの種からは美味しいダシが取れるので、捨てずに使う。
・余っただしは製氷皿に入れ冷凍庫で凍らせ、必要なときに小分けで使う。

■豆知識 冬瓜の選び方
緑色が鮮やかで、皮に張りがあって果肉が白くしまっているものがよい。
切り分けたら、白いわたの部分をしっかりとってラップをし冷蔵庫で保存する。

■美容成分 冬瓜 
美肌を作るビタミンC、利尿作用のあるカリウム

Kae

Kae

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪

ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!

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