2016年3月で本連載を終了し、4月より新連載「アレルギーっ子も安心♪Kae’s毎日ごはん」を開始いたしました。是非お楽しみください!
新連載はこちら >>

お坊さんに教わった精進料理〜つるりんゴマ豆腐〜

  

gomadofu%5B1%5D.jpg
お正月も過ぎ、楽しい時間はあっという間ですね。
長いお休みが明け、お仕事モードに気分は一新したはずなのに、
変わらないのは、カラダの重み。
ちょうど、七草粥を食べる今の時期、
体重がピークに達します。

そんなときは、やっぱりヘルシーなゴマ料理や野菜料理。
とくに、精進料理がおすすめです。

さて今回は、お坊さんに教えてもらう第2弾、
精進料理の代表的料理、胡麻豆腐をご紹介します。

永平寺で修行をされ、実際に大切な来客をもてなしていたというごま豆腐。
甘味噌だれの他、
かけるたれをいろいろアレンジしてみました。

是非、楽しんでみてくださいね。
 
【レシピ】 <4人分>
・吉野葛(よしのくず)…40g
・昆布だし…540g
・砂糖…小さじ1
・塩…小さじ1/2
・白胡麻ペースト(練り胡麻)…20g
・わさび…少々

<甘味噌だれ>
・八丁味噌…小さじ2
・みりん…大さじ1
・昆布だし…大さじ1
・砂糖…大さじ1

<だし>
・ だし 1/2カップ
・ 醤油  大さじ1
・ みりん 大さじ1

<キウイだれ>
・ 刻んだキウイ 1個
・ 生クリーム 大さじ
・ グラニュー糖 小さじ1
ミキサーで攪拌する。

【 作り方 】
(1) 鍋に昆布だしと吉野葛を入れる。 吉野葛は漉し器を使って完全に溶かす。 さらに砂糖と塩を入れ、これも完全に溶かす。
(2) (1)を中火にかけ、木べらで鍋底をこするようにしてまんべんなく混ぜ続ける。 固まり始めたら弱火にし、そこから10分間くらいで手応えが重くなり、透明度が増すので、それまで手を止めずに練り続ける。
(3) 火を止め、白胡麻ペーストを入れ、良くかき混ぜる。 うまく混ざったら、中弱火にかけ、焦げないように手早く練り上げ、木べらからゆっくりと落ちる程度のとろみがついたら火を止め、水で濡らした型に流し込む。
(4) 出来上がりに素(気泡の跡)が出来ないように、型を落として気泡を浮かせ、しっかりと空気を抜く。
(5) 乾燥を防ぐ為、表面をペタペタと濡れた手でならし、ラップなどで蓋をする。 4時間ほどで粗熱も取れ、固まる。 その間に甘味噌の材料を鍋に入れ、中弱火にかけながら焦がさないように5分程度混ぜ合わせて甘味噌を作る。
(6) 胡麻豆腐が固まったら、温めた包丁で切り分け、器の下に甘味噌を敷き、胡麻豆腐の綺麗な面を上にして乗せ、わさびを盛りつけて完成。

■ 作り方のポイント
 ・葛は必ず「吉野葛」を使うとよい。
 ・型は、タッパーでも、浅い湯飲みでも可。
 ・水滴が残る程度に型の表面を濡らして、後で剥がれやすくすることが、キレイに作る秘訣。

Kae

Kae

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪

ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!

こちらもチェック!

カテゴリー

月別アーカイブ

新着!公式連載