仲間と一緒に〜ふわふわ「野菜包子」〜

みんなが集まったら食べたいものは？

蒸し器を開ければ、湯気がふわふわ〜。
ツンと触れば、ふんわり、やわらか。
そして、ぱくっと食べれば、うーん、幸せ。

そう。日本では中華まんとして
親しまれている包子（パオズ）。

今回は、親しみのある肉まんではなく、
野菜まんに挑戦します。

小松菜に、むきエビ、青ネギ、
干し椎茸を混ぜて、
さらに、ごま油をとろっとたらせば、
美味しい具のできあがりです。

また、和風好きの方は、キンピラゴボウや、ひじきの煮物、
中華好きの方は、青椒牛肉絲、麻婆豆腐。
デザート感覚で食べたい方は、
かぼちゃ小豆煮や、黒甘粉（黒砂糖（3）＋小麦粉（2））でも
美味しくいただけます。

上手に作るポイントは、
少し濃い目の味付けにすること。汁っぽくしないこと。

包み方も、何個かチャレンジするうちに、
だんだん上手になりますので、心配なしです♪
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。

■材料（４個分）　＊8個分（×２）にすると作りやすい。
○生地　
薄力粉　１00g
ぬるま湯　50ml
グラニュー糖　大さじ１/２
ドライイースト　小さじ１/２
サラダ油　大さじ１/２（ラードでも可）
塩　少々
あればスキムミルク　小さじ１/２

■作り方　（）はポイント。
１　ボウルに薄力粉、グラニュー糖、ドライイースト、塩、
　　あればスキムミルクを入れる。ぬるま湯をボウルの中で円を描くように入れ、
　　さいばしで混ぜ合わせる。（ぬるま湯は、3回ほどに分けて入れるとよい。）
２　生地がまとまってきたら、サラダ油を加え、生地を持ち上げ、
　　手のひら全体で、握りながらなじませる。
３　 ２がなじんだら、ボウルから出し、ラップを敷いたまな板の上で、
　　手のひらの厚い部分を使い、手前から押し出すようにこねる。
　　（生地の堅さと同じぐらいの強さでこねるとよい）
４　生地がしっとりと、耳たぶぐらいのなったら、ボウルに移し、
　　固く絞ったぬれ布巾をかけ、室温で約35分おき、１次発酵させる。
　　（１次発酵の目安は２倍の大きさに膨らむこと）
５　４をボウルから取り出し、打ち粉をふったまな板の上にのせ、
　　棒状に伸ばし４等分する。
６　５を一つずつ丸め、軽く押しつぶして円状にする。
　　（目安は直径8㎝〜10㎝ほど、中心は厚めがよい）
７　　６を片手にのせ、包めるぐらい具（＊）を中心にのせ、皮の両側を
　　　具の上でつまみ、具が見えなくなるまで左右上下、両側をつまみ饅頭の形にする。
８　クッキングシートを敷いた蒸し器に７をれ、室温で約25分おき、
　　2次発酵させ、取り出しておく。（全体が、少しふんわりと膨らんでいればＯＫ）
９　蒸し器に水を入れ、沸騰させる。８を入れ強火で約15分蒸してできあがり。

■具の作り方　
○野菜の場合
刻み小松菜　１/2束（ラップをしてレンジで加熱し、水気をきり細かく刻む）
刻みネギ１/3本
刻みむきエビ　80g
（片栗粉、日本酒、お塩少々でよくもみ、サラダ油少々を入れたお湯で汚れを洗い落とし、小さく刻む）
干し椎茸　1枚（椎茸はかぶるくらいの水で戻し、細かく刻む）
酒　小さじ２
ショウガ　10g
醤油　小さじ１
塩コショウ　少々
片栗粉　小さじ１
ごま油　大さじ１

全ての材料をボウルに入れ、最後にごま油を入れ混ぜ合わせる。

○中国風の場合
ゆでタケノコ　30g
むきエビ　80g（片栗粉、日本酒、お塩少々でよくもみ、サラダ油少々を入れたお湯で汚れを洗い落とし、小さく刻む）
きざみ長ネギ　1/4本
スライスセロリ　1/6本（半透明状にする）
塩・コショウ　 少々
酒　小さじ１
ショウガ汁　小さじ１
ゴマ油　小さじ２
片栗粉　 小さじ1

全ての具材をカットし、ボウルに入れ、混ぜ合わせ、片栗粉でまとめる。