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便秘解消〜いちじくのサンドイッチ
秋も深まり、あっという間に11月ですね。
この時期の色鮮やかな山々のことを、昔の人は「野山の錦」と呼んだそうです。
木々の葉の色が緑から燃えるような赤や黄に変わり、
野山が錦の衣のよう色づく・・・。
そんな美しい景色を眺めていると、心が浄化されるようで、
幸せな気持ちに包まれます。
さてこの時期、旬の食べ物といえば、いちじくです。
子供の頃は、裏山でとれたいちじくを
おばあちゃんにサンドイッチや甘煮にしてもらいましたが、
その中でも、美味しくて忘れられないのが、
レーズンパンで作ったいちじくの生クリームサンドイッチです。
パンにきび砂糖を入りの生クリームを塗り、
小さく切ったいちじくをはさめばできあがり。
いちじくと生クリームとのふんわりした食感と
きび砂糖の甘さが絶妙にマッチして、絶品の味わいです。
大人になってからは、全粒粉パンやハード系パンに
レタスや生ハム、いろいろなチーズとあわせて、よく食べています。
今回ご紹介するのは、おすすめレシピのひとつ、いちじくと相性のよいチーズ、
ブルサンペッパーを使ったレシピです。
ブルサンペッパーとは、ブラックぺッパーとにんにくがミックスされたチーズのこと。
独特の濃厚さがいちじくの味わいを引き立てて、調味料の微調整いらずで、
美味しく作れます。
サンドイッチを美味しく作るポイントは、塩気と甘さのバランス。
さらに、ナッツ類の香ばしさや食感、ドライフルーツの濃い甘みを加えると、
パンチのある味わいサンドになりますよ。
ぜひ、よかったらつくってみてください。
■材料(1人分)
いちじく 1個
生ハム 2枚
水彩レタス 2枚
全粒粉ロールパン 2個
ブルサンペッパー(チーズ) 1/3箱
お好みでオリーブオイル・塩・コショウ 適量
■作り方
1 いちじくはよく洗い、三日月状に切る。水彩サラダは一口大にちぎる。
パンは真ん中に切り目を入れる。
2 1のパンにブルサンペッパーをたっぷり塗り、いちじく、水彩サラダ、生ハムをはさむ。
お好みで、塩・コショウ、オリーブオイルをふりかける。
■アレンジ
・いちじくの代わりに洋梨や柿、キウイ、マンゴー、メロンでも美味しい。
・いろいろな組み合わせ
○ハード系パン、ライ麦パン、クロワッサン
★いちじく+ルッコラ+生ハム
*味付けはオリーブオイル+白ワインビネガー+塩・コショウがおすすめ。バターをパンに
ぬっておくと、パンに液体がしみこまず、フレッシュな味わいを保てる。
★いちじく+蜂蜜バター+マスカルポーネ
★ドライいちじくやくるみ+カマンベールチーズ+生ハム
○ソフトパン
★いちじく+クリームチーズ+練乳
★いちじく+生クリーム+きび砂糖
★いちじく+水切りヨーグルト+メープルシロップ+レーズン
■ポイント・・・甘みと塩気のバランスを加える素材、パンの味で調整すると、美味しくできる。
いちじくは後味のパンチが足りないので、お食事として食べる場合は、ルッコラや生ハム、コクのあるチーズなどをあわせるとよい。

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪
ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!