シンプル野菜の白あえ　料亭風

気持ちの高揚感を感じること。。

素敵な言葉に出会ったとき、
息もできないくらい素敵な絵にであったとき、
胸の奥からこみ上げてくる熱い魂のようなもの。
その塊にふれることが、たまにあります。

私にとって、お料理や、いいお店を選ぶ基準もその一つ。
作り手のパフォーマンス、繊細な味付けと盛りつけ。
こびないほどの丁寧な接客。
そんな素敵なお料理と、お店のご主人に出会いました。

そして、舌が忘れないという1品。
定番の家庭料理、野菜の白あえです。
すごいと思う、その理由はなぜか、考えてみると、
素材や調味料ではなく、最後の
微妙な最後のバランス調整、ひと手間だったりします。

いつもの料理を美味しく作ること。
簡単そうで、いちばん難しい。。

今回は、そのレシピを
美味しさはそのまま、簡単にアレンジしてお届けします。

ポイントは、胡麻油を使うこと
白あえに、隠し程度に入れると、
だしの風味が引き立ち、料亭風の味わいに早変わりです。

ちなみに、入れる具材は、
甘みのある野菜、ニンジン。
色を楽しむ野菜、小松菜。
食感を楽しむ食材、こんにゃく。
だしに深みを与える、まいたけ、しめじ。
味わいを引き立てる、胡麻など。

白あえは、何を入れても美味しくいただけますが、
素材に、それぞれの役割を分担させると
もっと、美味しくできますよ。

是非、作ってみてくださいね。

■材料
小松菜　1/4束
ニンジン　1/8本
刻みこんにゃく（白と黒）各1/4枚
しめじ　１/４パック
ゴマ油　少々
あればすりゴマ

＜和え衣＞
木綿豆腐　1/4丁
白ゴマペースト　大さじ１
砂糖　大さじ１
酒　少々
薄口しょうゆ　小さじ１
塩　小さじ1/4

■作り方
１　豆腐は、かぶるくらいの水を入れた鍋で、煮立てる。布巾の上にあけ、軽く絞り、あえ衣を作る。
２　ニンジン、小松菜、しめじ、こんにゃくは一口大にカットし茹でる。、
３　１と合え衣をすり鉢で混ぜ合わせ、ゴマ油を少々入れる。
４　食べる直前に、お好みですりゴマ、2の材料を合える。

＜ポイント＞　
・豆腐を裏ごししてもよいですが、すり鉢ですると、なめらかな舌ざわりになる。
・豆腐を熱湯で茹でることで、中の余分な水分をとばす。
・ゴマ油を少しふりかけると、野菜や豆腐独特の臭みがなくなり、まろやかな味になる。