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「定番わかめスープ」をもう一度

  

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今日の涼やかな風は、なんとも心地よいですね。
最近は、ゆっくり過ごす時間が多く、
暇があれば、基本のお料理を復習しています。


お味噌汁やごはん、オムレツにトースト、サラダなど、
どれも家庭料理の定番ですが、
火加減や調味料を合わせるタイミングなど、
丁寧に作ると、その美味しさは何倍にもなります。


また、基本のコツをおさえておけば、
手の抜きどころがわかるので、
忙しいときでも、上手に作ることができますよ。


たとえばサラダの野菜は、油で軽くコーティングした
後に味付けをすると、シャキシャキ感が持続するなど。


さて、今回は中華や和風でもおなじみの
定番のワカメスープを丁寧に作ってみました。


ほんのりゴマ油とゴマの香りを漂わせ、
わかめやネギなどの具の味わいを引き出すことがポイントです。


だしは、和風ならかつおや昆布で、
中華ならネギや鶏肉を煮出したものが理想ですが、
今回は定番ということで、市販のおだしを使いました。


興味のある方はぜひ、試してみてください。


■材料(2人分)
わかめ(塩蔵) 50g
ネギ(白い部分) 1/2本
しょうが 1かけ
顆粒鶏がらスープの素:大さじ1
水300ml(1カップと1/2カップ)
黒ゴマ 大さじ1
太白ゴマ油(炒め用) 大さじ1 *白いゴマ油
黒コショウ 少々
あれば焙煎ゴマ油(香りづけ用) 少々 *茶色のゴマ油

■作り方
1 わかめはよく洗って塩を落とし、食べやすい長さに切る。
2 ネギはみじん切りにし、しょうがはせん切りにする。
3 鍋に太白ゴマ油大さじ1を熱し、ねぎとしょうがを中火で香りが出るまでよく炒める。わかめを加えて炒め、鮮やかな緑色になったら、水を加えに立てる。顆粒鶏がらスープの素を入れ、さらに煮立てる。
黒コショウで味を調え、黒ゴマ、お好みで焙煎ゴマ油をふる。


■ポイント
・顆粒スープを使うときは、必ず沸騰させた熱湯に入れる。独特の臭みが出るのを防ぐ。
・スープのコクはしょうがやにんにく、ネギなど香味野菜をじっくり炒め、味と香りを出すこと。
・ワカメなどの海藻類は油とよくなじませるとで素材の味わいが引き立つ。
炒める目安は色が鮮やかなになる程度。
・にんにくやしょうがの分量は2人分ならどんな料理でも、各1かけが目安。
味が足りない場合は、すりおろしを加えることで調整する。
・コクがたりないときは、焙煎ゴマ油をさらっとたらす。

■知識 ゴマ油の違い
☆焙煎ゴマ油
高温で焙煎され、圧搾されたゴマ油。焙煎の温度と時間により、独特の色と香りが生みだされる。
深く焙煎されたごま油は、強い香り立ち、色の濃い茶褐色の油となる。
☆太白ゴマ油
ごまを生のまま搾り、精製したゴマ油。焙煎をしないのが特徴で、色は無色で、クセのない、
旨みのある油。すっきりした味わいと素材の味を活かせるので、和洋中、どんな料理とも相性がよい。

Kae

Kae

カクテル&ジュースコーディネーター。出版社で、美容・料理関係の編集&記者を経験。心にも体にも美味しい美容レシピならオマカセ。毎日を楽しく、心地よく、人を喜ばせるような、そんな暮らしが理想♪

ブログ「KAE'S美容レシピ」も執筆中!

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